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タクシーの多くが採用している LPG車とは何? 

普段ガソリンスタンドを使用していて、こんなことを不思議に思ったことはないでしょうか? それは街中には沢山のタクシーが走っているのに、なぜかがソリンスタンドではタクシーが出合うことがないということを。
 
もちろん個人タクシーがガソリンスタンドで洗車などをしている姿は見かけます。しかし、そうではない、タクシー会社のクルマが、私たちの利用しているガソリンスタンドで燃料(ガソリンや軽油)を入れているシーンというのはほとんど見かけることがないとは思いませんか。
 
これってなぜなのでしょう。タクシーはタクシー会社で燃料を入れているから?もちろんそういうこともあるのかもしれませんが、仕事で長距離のお客さんを乗せる機会もあるはず。ならばそれだけでは済むはずがありません。
 
ではなぜなのか?その理由はタクシーのほとんどが、燃料にガソリンでなくLPG(液化石油ガス)を使用しているから。つまり普通のガソリンスタンドにはタクシー用の燃料がおかれていない(あるスタンドもあります)ので、私たちが利用しているガソリンスタンドでタクシーを見かける機会がないということなのです。
 
ではなぜタクシーは普通のクルマとは違う燃料LPGを使用するクルマ、LPG車なのか? もちろんそれには理由があります。そんなタクシーという身近な存在で使われているのに、あまり知られていないLPG車について、そのメリットやデメリット、また私たちがLPG車を購入することは可能なのかなどを調べてみました。
 
 

リッターあたりの価格が軽油よりも安いLPG

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タクシーのトランクが開いているところを見かけたことはありませんか。そこにはガソリン車のトランクにはない大きなボンベがあったはずです。ちょうど家庭用のLPガス(プロパンガス)のボンベを寝かせたようなものです。それがLPG(液化石油ガス)のタンクです。LPG車であるタクシーはこのタンクの中に燃料であるLPGを注入して走行しているのです。
 
ちなみにクルマ用のLPGはオートガスなどとも呼ばれますが基本的な成分は家庭用のプロパン(LPガス)と同じで成分はプロパンガスとブタンガスを混合したもの
 
ガソリンや軽油ではなく、この液化石油ガスLPGを使用して走るクルマがつまりLPG車なのです。そう聞くと何か普通のクルマとは違う特別なものに思えてしまいますが、実は基本的には私たちが使用しているガソリン車とエンジンなどの構造は大きく変わりません。言ってしまえば使用する燃料がガソリンか液化ガスかの違いだけです。
 
特長としては、CO2や未燃炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)などが少なく排気ガスがクリーンであるということです。さらにLPGはリッター当たりの販売価格が全国平均でリッター91.5円(2018年7月時点)と、とても安い。
 
レギュラーガソリンの全国平均価格が146円(2018年8月時点)ですから、なんとリッターあたりで50円も安いということ。さらにガソリンよりも安い軽油と比べても、軽油がリッター123円ですのでLPGガスは30円以上安いわけです。これはおおきな差と言えるでしょう。
 
LPG車やリッターあたりの走行距離はガソリンエンジンよりもだいたい10~20%くらい劣るようですが、長距離を走るタクシーにとってはこの燃料費の差は非常に大きい。そのため、わずかでも燃料費を節約したいタクシーのほとんどがLPG車を使用しているというわけなのですね。
 
 

経済的で環境にも優しいそれなのになぜ一般に普及しない?

LPG gas bottle stack ready for sell
 
このようにメリットの多いLPG車なのですが、それならばなぜガソリン車やディーゼル車のように一般に普及していないのでしょうか。タクシーやトラックなどの業務用のクルマ以外、ファミリーカーとしてLPG車が使われている例は決して多くありません。不思議ですよね。
 
考えられる理由としては、まずLPガスを充てんできるガススタンドがとても少ないということでしょう。日本全国ではオートガススタンドはだいたい1900か所ほどしかないそうです。
 
以前よりも減ったと言われているガソリンスタンドでさえ全国で30,000か所ほどあるので、それに比べるとわずか1/15しかないわけです。確かに街中を走っていてそれらしきオートガススタンドを見かけることはほとんどありません。そこまで少ないと、スタンドの場所をあらかじめ把握しておかないと、気軽にドライブに出かけるというわけにもいきませんね。これはファミリーカーとしてはとても不便です。
 
またLPG車に搭載されている高圧のガスが注入されるタンクは安全のために定期的(6年に一回の容器再検査が必須)な点検と交換が必要です。これはガソリン車にはない消耗パーツであり、そのためのメンテナンスの手間と費用が負担になります。
 
さらにタクシーなどのトランクを見たことがあればお分かりでしょうが、大きなガスタンクがトランク内で大きなスペースを占めるため、積載量が減ってしまうということもデメリットといえるでしょう。
 
このようにLPG車は、経済性では優れていても、普段使いには不便なこともあってか、自動車メーカーも一般向けの車両としてはほぼラインナップしていないのです。タクシー向け車両やバスなどにはラインナップがあるので、これを個人で購入することも可能ですが、あまり現実的ではありませんよね。メーカーももちろん積極的にセールスはしていませんし、当然普及は進まないわけです。
 
このように使用するための環境が整っていない上に、クルマのラインナップがほとんどない、さらに経済性には優れているといっても、最近のハイブリッド車やEVと比べればその差はそれほど大きくもない。タクシーのように年間で10万キロ以上走るのであれば、燃料費の安さの恩恵は受けられますが、年間1万キロほどしか走らない一般ドライバーであれば、無理にLPG車を購入する理由もあまりないというわけです。こうしてみるとLPG車が一般に普及しないのはいわば当然ということなのですね。
 
 

街中に急激に増えているLPGのハイブリッド車

Tokyo, Japan - April 20 2018: New model of Japanese Taxi called
 
ファミリーカーとしてはその高い経済性の恩恵をなかなか受けづらいLPG車ですが、プロユースでは非常にメリットは大きい。そしてその経済性をさらに高めてくれるLPGハイブリッド車というのも最近登場し、街中にも急激に増加しています。
 
みなさんはそれがどんなクルマかご存知でしょうか。おそらくですが、すでに乗ったことのあるという人も沢山いるはずです。そのクルマとは、見覚えがありませんか? 背の高いミニバンのような独特のスタイルをしたタクシーです。それはトヨタのLPGハイブリッドタクシー車両「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」です。
 
このクルマ、プリウスのようなハイブリッドカーで、そのエンジンがLPG仕様となっているのです。乗っている限り普通のハイブリッドカーとは違いは感じられませんので、いわれなければ気がつかないでしょう。
 
でも、ただでさえ経済性の高いLPG車に、モーターとバッテリーを搭載しているのですから、年間走行距離の多いタクシーにとってはまさにぴったりのクルマです。
 
搭載されるエンジンの最高出力は54kW(74ps)/4,800rpmで最大トルクは111Nm(11.3kgm)/2,800-4,400rpm。そしてモーターの出力は45kW(61ps)で最大トルクは169Nm(17.2kgm)となっています。そして肝心の燃費はJC08モード燃費で19.4km/Lです。
 
ガソリンハイブリッドよりもリッターあたりの走行距離が短く感じられますが、LPGエンジンなのでその分は割り引いてみなくてはいけませんね。ガソリンとLPGでは、燃料費がリッターあたり50円安いのですから経済性という意味ではとても優れたクルマと言えます。だからこそ急激に採用するタクシー会社も増えているのでしょう。
 
ちなみにこのトヨタのジャパンタクシー、個人でも購入することは可能です。グレードは2つあってベースモデルが和(なごみ)で327万7,800円上級グレードが匠(たくみ)で349万9,200円となっています。
 
ちょっと高いですが、手ごろなサイズで室内は広い上に快適装備も満載。それにタクシー用の車両なので頑丈で耐久性も抜群です。そんなに走ることはないかもしれませんが50万キロだって余裕で走ることができるでしょう。それに、ファミリーカーとしてジャパンタクシーに乗っていれば目立つこと間違いありません。
 
 

今乗っているクルマをLPG車へ改造にかかる費用は?

とはいえタクシー車両はさすがに厳しい!というのなら、今使用しているガソリン車をLPG車に改造するという選択肢もあります。これならジャパンタクシーだけでなく好きなクルマを選ぶことも可能です。
 
改造を引き受けてくれる業者も沢山あり、そのためのキットなども用意されているそうです。その場合、単なるLPG専用ではなく、LPGとガソリンが両方利用できるバイフューエル車となります。二つの燃料が使えるので走行距離も大きく伸びる(双方のタンク満タンで1,000kmほど走れる)といった別のメリットが生まれます。さらにガススタンドが少ない、というLPG車のネガも、ガソリンでも走れるというバイフューエル車なら、通常のガソリンスタンドが使えるので心配いりません、
 
LPG車に改造するためにかかる費用は、車種にもよりますがだいたい50万円~。決して小さな負担ではありませんが、燃料費の差額を考えると年間で約5万km走行するのであれば十分恩恵が受けられます。
 
ガソリン車をLPG車に改造するとその分パワーダウンしてしまうのではと心配をするかもしれませんが、そういったことはほとんどなく、ガソリン車にそん色ないパワーが得られるそうです。また振動や騒音なども変わらず走行フィーリングなどもほとんど変わらないといいます。
 
年間走行距離が多くて燃料費がかかって仕方がない、という方は、ハイブリッドカーなどへの買い替えを考える前に、LPG車への改造、検討してみるのも悪くないかもしれません。
 
 

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