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タイヤチェーン装着が義務化

スタッドレスだけではNGに

スタッドレスだけではNGに
 大雪による大規模な交通マヒが各地で起こった2018年。首都圏でも道路や鉄道が混乱を起こし都市機能もマヒ。レインバーブリッジでは50台ものクルマが走行不能となって、橋が閉鎖されるなどの事態にまでなりました。
 
近年、雪国ではない地域でも、このような予想を超える突然の大雪に見舞われるというケースが増えています。そういった地域では雪道に対しての備えもできていないことも多く、結果クルマが雪によって立ち往生、数日にわたって都市機能のマヒしまうなどということも。
 
国土交通省は近年のそのような事態を受けて、2018年12月、大雪時のタイヤチェーン装着を義務化しました。作冬からはじまったこのルール。皆さんはちゃんと覚えているでしょうか。これまでは「チェーン装着車以外通行禁止」のような例外的な表示がない限り、スタッドレスタイヤでも雪道を走行することは可能でしたが、この新しいチェーン規制によってタイヤチェーンの装着が厳格化されたのです。
 
当時ニュースなどでも話題になったのでそういえばそうだった!と思い出される方もいるでしょう。しかし、正確にはどのようなルールだったかすでに覚えていないという方も少なくないと思います。そこであらためて、このルールをおさらいし、さらにチェーンの選び方のポイントや装着する際の注意点などもご紹介します。
 
 

タイヤチェーン装着が義務化されたそのきっかけとは

タイヤチェーン装着が義務化されたそのきっかけとは
 
2018年のはじめ、連日ニュースやワイドショーなどでも盛んに報道された大雪による北陸の大混乱を覚えていますか。それは、雪には慣れているはずの北陸、福井県の北部で、大雪(たった2日で積雪が147 cmに達したそうです。)が降ったことで、国道8号線が想定外の渋滞を起こし、結果国道がまったく走行不能となってしまったというものです。
 
はじめに大雪によって大型車が脱輪し、それをきっかけに後続で大渋滞が発生。身動きが取れなくなったところにさらに国道8号線につながる他の道路まで渋滞が発生し、約1500台のクルマが立ち往生する事態になってしまいました。2月6日から9日未明にわたっておよそ10㎞の区間で大渋滞となった大混乱のなか、当時19歳の会社員男性が、雪に埋もれた軽乗用車の中で死亡するという痛ましい事故まで起きています。
 
この大雪による未曽有の災害を機に、国土交通省で大雪の際の道路交通の確保のためにチェーン規制を実施すべきであるという提言が示され、そして「チェーン規制」の改正となり、2018年12月より「大雪時のチェーン装着の義務化」が実施されることとなったのです。
大雪時のタイヤチェーン装着義務化
 
 

規制区間でチェーンを装着していないと6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金

規制区間でチェーンを装着していないと6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金
 
すでに新しいチェーン規制はスタートしています。ただし、このチェーン装着の義務化は、大雪特別警報発表されるような異例の降雪時のみ発令されるとされています。
 
また、その規制が実施されるのはすべての地域ではなく、過去に立ち往生が発生した場所や急な坂がある危険な13区間が対象となっています。その規制対象区間は以下になります。
 

●対象高速道路

  • ・上信越自動車道/長野県信濃町IC~新潟県新井PA間(25km)
  • ・中央自動車道/山梨県須玉IC~長坂IC間(9km)長野県飯田山本IC~園原IC間(10km)
  • ・北陸自動車道/福井県丸岡IC石川県加賀IC間(18km)滋賀県木之本IC~福井県今庄IC間(45km)
  • ・米子自動車道/岡山県湯原IC~鳥取県江府IC間(34km)
  • ・浜田自動車道/島根県旭IC~広島県大朝IC(27km)

 

●対象国道

  • ・国道112号線/山形県西川町志津~鶴岡市上名川間(27km)
  • ・国道138号線/山梨県山中湖村平野~静岡県小山町須走字御登口間(9km)
  • ・国道7号線/新潟県村上市大須戸~上大鳥間(16km)
  • ・国道8号線/福井県あわら市熊坂~笹岡間(4km)
  • ・国道54号線/広島県三次市布野町上布野~島根県飯南町上赤名間(12km)
  • ・国道56号線/愛媛県西予市宇和町~大洲市松尾間(7km)

 
こうしてみるとそれほど広いエリアではありませんね。とはいえ一部でも通行不能となれば他の道路にも影響はでます。事前におおまかでいいので確認しておくのが良いでそう。そして、この新規制に合わせて、新しい道路標識も導入されています。
(引用:道路標識、区画線及び道路標示に関する命令の一部を改正する命令について
 
こちらの国土交通省の資料で新しい標識のイラストが公開されているので確認しておくといいでしょう。これらの区間を普段から使用するという方、また、仕事や帰省などで使用する可能性があるという方は、必ず頭に入れておいてください。そしてクルマに合ったチェーンを、雪が降る前にはしっかりとトランクなどに準備しておきましょう。
 
この新しいチェーン規制では、罰則も設けられています。もし、大雪警報などの緊急発令時に、上記の指定区間をチェーン装着しないままで走行した場合には、「車両通行止め区間」を走行したものとみなされ罰せられます。そして、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられることになるのでくれぐれも注意してください。
 
 

どんなタイヤチェーン用意すればいいのか

どんなタイヤチェーン用意すればいいのか
 
タイヤチェーンが必要であることは分かったとして、どのようなタイヤチェーンを選べば良いのでしょうか。自動車用品店やネットショップでは、様々なタイプのタイヤチェーンが販売されています。金属製や非金属のウレタンやゴム製、布製などに加えて、タイヤにスプレーするだけでOKというスプレー式タイヤチェーンなるものも販売されています。
 
道路運送車両の保安基準では「タイヤ、チェーン等は走行装置に確実に取り付けることができ、かつ、安全な運行を確保することができるものでなければならない。」とされています。つまり一般に市販されているタイヤチェーンならどのようなタイプでも基本的にはOKということ。
 
ただし、スプレー式タイヤチェーンはこの限りではありませんのでNGとなります。スタッドレスタイヤがダメなのですから簡易的なスプレーがOKのはずはありませんね。いずれにしても金属製やウレタン製、ゴム製、布製などのチェーンが装着されていれば「タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止め」の規制区間を走行可能ということです。
 
タイヤチェーンの種類と特徴
 
参考までにそれぞれのチェーンの特徴は以下になります。
 

●金属チェーン(ラダー型)

金属の鎖で出来たチェーンでラダー(はしご)のような形をしているものがラダー型。ラダー型は種類が多く、対応するタイヤサイズも豊富で価格も比較的手ごろ。タイヤの回転方向に対して交差する方向にのみ鎖が配置されるので、縦方向のグリップ力は十分だが、横方向へのグリップ力が弱い。金属製で比較的頑丈なため寿命は長めだが雪のない道路で使用すると切れやすいという欠点がある。
 

●金属チェーン(亀甲型)

トレッド面に亀の甲羅上に鎖が配されるのが亀甲型。縦と横、両方にグリップ力を発揮し、ラダー型に比べれば乗り心地が良い。対応するタイヤサイズはラダーサイズほど豊富ではなく、価格も少し高め。金属製で比較的頑丈なため寿命は長めだが雪のない道路で使用すると切れやすいという欠点がある。
 

●非金属チェーン(ゴム製、ウレタン製など)

乗り心地や走行時の静粛性に優れており種類も豊富。金属製チェーンよりも装着性も高い。耐久性は金属チェーンに劣るとされているが乾燥した舗装路ではむしろ切れにくいという特徴を持つ。価格は金属チェーンよりも少し高めであり、コンパクトに収納できないのでトランクでスペースを取る
 

●布製タイヤチェーン

特殊な繊維で出来た布カバータイプのタイヤチェーン。タイヤの上からかぶせるだけでスタッドレスタイヤ以上のグリップを発揮する。ただし、耐久性は高くなく寿命は100kmから150kmほどで繰り返しの使用は難しい。あくまで緊急用という位置づけだが、新しいチェーン規制区間を走行することは問題ない。
 
これらの中からマイカーのタイヤサイズにあったものを選んでください。注意点としては最近の輸入車、特にドイツ車は金属チェーンが装着できないというものもあるということです。これはドイツなどヨーロッパ諸国では金属チェーンの使用が禁じられている地域が多く、そのため、もともとタイヤハウスに十分なクリアランスがとられていないためです。金属チェーンを無理に装着してしまうと、タイヤハウスをチェーンで傷つけてしまいます
 
そのような車種のオーナーの方は、まず新車ディーラーに純正オプションとして適したチェーンがないか尋ねてみてください。非金属チェーンなどのオプションが用意されているかもしれません。もし、適したチェーンの設定はないといわれてしまった場合は、スタッドレスタイヤに履き替え、緊急用として布製チェーンを用意しておくしかないでしょう。
 
 

チェーンを入手したら事前に装着テストを行っておく

チェーンを入手したら事前に装着テストを行っておく
 
最近のチェーンは装着性に優れているものが多いですが、雪道でのチェーン装着作業は決して簡単ではありません。気温の低い雪の中では手先が寒さでかじかみ、足元は溶けた雪で滑りやすく、雪が降っていれば視界も悪いのでしょう。いずれかのチェーンを入手したらぜひ一度装着方法を確認しておくようにしてください。意外なコツが必要な製品もあるので説明書などもチェックしておきます。そして、できれば、一度装着を試してみて(布製タイヤチェーンは除きます。)ください。事前にシミュレーションしておけばいざという時にも安心です。
 
また、作業をスムーズに行うため、ゴム手袋やスコップ、懐中電灯や新聞紙、ビニールシートなども用意しておきましょう。さらにスタックした時のことを考えて緊急脱出用のスノーヘルパー(タイヤの下に敷くはしご型のグッズ。)やけん引ロープなどを用意しておくのがおススメです。
 
タイヤチェーン装着作業であると便利なもの
 
タイヤチェーンを装着するのはどのタイヤなのかも事前に確認しておきましょう。タイヤチェーンは駆動輪側に装着するのがセオリーです。例えばFF車なら前輪で、FR車なら後輪です。では、4 WD車は? この場合はFFがベースの4WD車ならば主となる駆動輪となる前輪に装着します。そしてFRベースの4WD車ならば後輪です。4WD車だからといって4輪すべてに装着しなくても大丈夫です。分からない場合はクルマの取扱説明書などで確認してください。
 
 

チェーンを装着しても運転はくれぐれも慎重に

チェーンを装着しても運転はくれぐれも慎重に
 
タイヤチェーンの取り付け作業は、決して路上では行わないでください。タイヤチェーン着脱場やパーキングなどの安全で平らで場所で行います。絶対に避けるべきは坂道や交通量の多い場所です。危険ですし、周囲のクルマにも迷惑です。また金属チェーンは、いったん装着して少しクルマを動かしたら、クルマを安全な場所に停めチェーンがゆるんでいないか確認することも忘れないでください。新品のチェーンの場合は、伸びやすいので必ずゆるみがないかチェックし、緩んでいたら増し締めします。
 
そして、チェーンを装着しても雪道が滑りやすいことに変わりはありません。運転は慎重に行いましょう。急発進、急ハンドル、急ブレーキは厳禁です。また周りのクルマの動きにも注意を払います。チェーンを装着した自分のクルマが、雪上でしっかりグリップ出来ていても隣を走るクルマが同じように滑らずに走ることができるとは限りません。
 
走行スピードにも注意して下さい。金属チェーンで20~50km/h、非金属チェーンで40~70km/hくらいが速度の目安です。周囲のクルマの速度に合わせ30km~50km以下で走るのがよいでしょう。
 
さらに規制区間を抜け、路上に雪がなくなったら速やかにチェーンは外します。乾燥した路面では金属チェーンは簡単に切れてしまいますし、道路にも無駄なダメージを与えてしまいます。じゃまにならない場所に移動して、チェーンを外しトランクなどに積み込んでおきましょう。
 
新しいチェーン規制と、タイヤチェーンの選び方や装着のポイントについて少しはご理解いただけたでしょうか。タイヤチェーン雪道走行に欠かせないものです。規制があるからチェーンを用意するのではなく、規制区間を走る予定がなくても、スタッドレスタイヤと合わせて用意をしておくのが安心です。
 
今後も2018年のような豪雪が起きる可能性はあります。最悪の事態にならないよう雪道を走行する際はチェーンの準備とあわせて十分すぎるくらい慎重に運転することも心がけてください。

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