TEL.03-3586-1522info@car-auc.jp

6月6日はワイパーの日!交換忘れていませんか?

日頃からクルマのケアはキチンとているという人でも、意外に見落としがちなのがワイパー。雨が降らない限り使用することもありませんし、ほかのパーツよりも手軽に交換できるから気がついた時に変えればいいや、なんて気持ちなのかもしれませんね。
 
もしくは、ウインドウに撥水コーティングをしているから、大丈夫なんて甘く見ているのかもしれません。でもいざという時に想像以上に不便なのがワイパーの劣化です。あなたは自分のクルマのワイパー、前に交換したのはいつだったかちゃんと覚えていますか?覚えていない?GWも終わり梅雨が間近になると、運転中に雨に遭遇する機会も増えてきます。それが本降りの雨となり、ワイパーを作動させてみると、ワイパーが思った通りに水滴を拭き取ってくれない!作動はしているけれどガラスに筋を残すばかりで視界が全然クリアにならない!なんてことになったりするのですから充分な備えが必要です。
 
撥水コーティングをしていたとしても、走行風が当たらない渋滞では、撥水コーティングも力を発揮できません。やはり、頼りになるのはワイパーです。だからこそ、そのコンディションはキチンとチェックしておくべきなのです。
 
ちなみに6月6日は日本ワイパーブレード連合会が定める“ワイパーの日“。ちょうど梅雨時でもあり、ワイパーのコンディションを確認するにもちょうど良いタイミングではないでしょうか。
 
 

シンプルで変わらないワイパー それにはちゃんと理由があった

 
car-front-1711880_1280
 
そういえばワイパー、昔からちっともその姿は変っていませんよね? 本当かどうか分かりませんが、今のワイパーに変わる画期的な発明ができればノーベル賞も夢じゃない! なんて昔から言われていましたが、未だそれを成し遂げた人はいないようです。
 
そもそもワイパーがなかった時代にはみんなどうしていたのでしょうか?どうやら水滴がウインドウに付着して視界が悪くなると、そのたびにクルマを停めいちいち布などで拭き取っていたようです。あまりに雨あしが強く、間に合わなくなると窓を倒してドライバーはずぶぬれになりながら運転をしていたのだとか。
 
今から100年ほど前、1910年代になるとようやくワイパーが誕生します。しかし当時はまだ手動式だったようです。やがて手動式から1920年代には電動式に(この時点で現在とほぼ変わらない仕組みが完成していたようです)なり、そして、ワイパーの消耗を抑える間欠式のワイパーの登場がおよそ50年前です。
 
以後ブレードのゴムの材質や、ワイパーアームのデザインが変わったほかは、雨滴感知機能や、ウォッシャー液を吹き付ける機能などの付加的なものが内蔵されたり、制御方法がコンピューターになったなどの他は、仕組みそのものを変える劇的な進化はなされていません。以前は圧縮空気で雨粒を吹き飛ばす、などといったアイデアもあったようですが、具体的な製品はどうやらまだのようですね。
 
でも、実はこのワイパーの拭くという単純な機能には、雨粒だけではなく泥や虫の死骸などガラスの付着物を物理的に取り除くという役割もあるのだそうです。確かに空気圧だけではこびりついた汚れはぬぐえないですよね。そういったことまで考慮すると、やっぱりこの単純なワイパーの拭くという仕組みが現状ではベストなのだとか。
 
 

ワイパーが一年間で拭き取る面積はなんと東京ドーム6個分!?

 
3d6888062bdf0897e02f79c3fa44417b_s
 
ワイパーの基本的なパーツ構成は、大きく3つに分けることができます。まずはクルマのワイパーモーターに接続されているワイパーアーム。そしてそのワイパーアームと連結し、ガラスにワイパーを密着させているワイパーブレード。そして、そのブレードに装着されているゴム部分のワイパーラバーです。
 
拭き取る仕組みはわざわざ説明するまでもありませんが、ガラス面にフィン状のゴムのブレードを押し付け、水分を拭き取る(正しくは水の膜をガラス面に広げている)というとてもシンプルなもの。
 
つまり使用するたびにガラス面にこすり続けられているという事ですね。その往復回数は一年間に平均して9万往復といいますから、拭き取る面積も相当なモノ。一説にはなんと東京ドームの6~7個分にも匹敵するというから驚きです。そんなにもの広大な面積を拭けばたった一年でも当然劣化は進はずです。
 
摩擦以外にも大気中のオゾンや紫外線に、真夏の暑さや冬の寒さ、排気ガスに黄砂など様々な要因によってダメージを受け続けています。つまり、あなたが想像している以上にワイパーは劣化しているものなのです。
 
ワイパーメーカーが推奨する交換サイクルは1年です。一見短く感じるかもしれませんが、先ほどのワイパーが一年間で拭き取る面積、東京ドーム6~7個分というのを知れば、決してそうとも思えないでしょう。
 
 

ワイパーが劣化するとどうなるのか?交換のタイミングの判断は?

 
9f07238350111126aa4e1166c0a37697_s
 
とはいえ明確に劣化していなければ交換を躊躇してしまうかもしれません。そこで、まずはワイパーが劣化するとどうなるのかを知っておくといいかもしれません。およそ以下のような状態が現れたらワイパーは劣化が進んでいます。
 
①拭き取っても細かな筋が残ってしまう
②ワイパーが動くたびにビビり音がする
③拭き後に水分がにじんだように残る
④ところどころに拭きムラができる
⑤ワイパーラバーの一部が切れている

 
このような症状が現れたら交換のサインです。ワイパーの交換は、ガソリンスタンドやカー用品店、ディーラーなどでもやってもらうことができますが、シンプルなパーツなので自分で交換することも難しくありません。
 
ワイパーの交換方法としては、ブレードそのものを交換してしまう方法と、ライバーラバーのゴムだけを替える方法があります。ブレードごと交換するほうが簡単ですが、コスト的にはゴム部分だけを交換するほうが安く済みます。
 
では交換する方法ですが、まずは自分のクルマのワイパーの形状を確認します。トーナメントタイプや最新のエアロタイプなどいろいろありますが、よくわからない場合は、以下のような交換ワイパーメーカーのサイトを参考にするといいでしょう。
 
PIAA
NWB
マルエヌ
ソフト99
 
こういったサイトでは、適合車種の検索が可能なので、こちらで検索してみるのが簡単です。ゴムだけの交換なら自分で愛車のワイパーブレードの長さを測り、断面形状を確認しておけば販売店で適合するものを選んでもかまいません。
 
 

やってみると意外と簡単 ワイパーの交換方法

交換するワイパーを入手できたら、まずは古いワイパーブレードを取り外します。事前にタオルなどを用意しておきまずはワイパーを立て、次にワイパーブレードを外しますが残ったアーム部分がウインドウに傷をつけないように、アームとガラスの間には用意しておいたタオルを挟んで保護しましょう。
 
ワイパーアームとブレードの接続部分に注目してください。一般的なのはU字状のフックタイプです。このフックとブレードをロックするために取り付け部には小さなツメやボタンなどがあるはずですので、それを押すなり解除しながらブレードをスライドさせると簡単に引き抜けるはずです。後は逆の手順で新しいワイパーブレードをアームに取り付ければ完了です。
 
替えゴムの交換の場合は、ブレードをクルマから取り外さずにも可能ですが、ウインドウに傷が付くのが心配であればブレードを外してから作業した方がいいでしょう。
 
先ほどの手順で取り外したブレードのワイパーラバーをよく確認してください。ワイパーラバーにはブレードのツメが通る溝があり、その溝の一部にストッパー(溝の中の出っ張っている部分)があるはずです。これがあることでワイパーラバーが抜けないようになっています。
 
まずはそのストッパー部分を先にツメから引き抜きます。抜きにくい場合はペンチなどを使用しましょう。ストッパー部分が抜ければあとはまっすぐ引っ張るだけで簡単に溝にそって外れるはずです。ワイパーラバーには金属のフレーム(バーティブラというそうです)のようなものがついているはずです。このパーツはワイパーラバーの長さに対して力が均一にかかるようにするもの。替えのワイパーラバーにはこちらは付属していないので新しいものに流用します。ですのから決してなくさないようにしてください。
 
次に新しいワイパーラバーに先ほど古いワイパーラバーから取り外した金属のバーティブラを装着して、あとは元通りにブレードのツメに通してゆきます。ストッパーのない反対方向から溝部分をツメに通し、最後にストッパーとワイパーブレードのロック部分にツメをしっかり固定、ロックします。ワイパーブレードのツメが全てワイパーラバーの溝にはまり、ストッパー部分が固定されているのを確認したら完了です。
 
雨が降っていなくとも動作確認をしてキチンと機能を果たしていることを見届ければOK。作業は30分もかからないはず。特に難しいことはありませんので、年に一度、定期的にワイパーを交換する習慣をつけておきましょう。6月6日のワイパーの日に交換する、など決めておくといいかも知れませんね。