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11月28日は“いいツヤ”で洗車の日 年末に向けてクルマの大掃除を実践!(パート2 ワックスがけ編)

パート1のボディ洗い編で、水洗いからシャンプーがけまで、一通りボディの洗車が終わりました。ここまででクルマの表面の汚れは一応落とせたということですね。
 
では、次はワックスがけもしくはコーティング作業ですが、その前に、とりあえず乾いたボディを素手でなでてみてください。ツルツルしていますか? その場合塗装面にダメージはなくワックスやコーディングなどもまだ効いているということです。雨が降ったり、汚れが付着する前に、ただちにワックスがけやコーティング作業に入りましょう。
 
でももし、ザラザラとした手触りなら塗装面に鉄粉などが突き刺さっているということです。なでてみたけれどいまひとつ分からない、という場合は、キャラメンやチョコレートなどのパッケージに使われている薄いセロファンを、指にかぶせた状態でボディ表面をなでてみてください。これで細かなザラザラも分かるはずです。
 
ザラザラが感じられなければ下地に問題がないので、ワックスがけやコーティングを行います。もし明らかにザラザラしている場合はまずはその鉄粉を処理するところからはじめます。
 
でもなんで鉄粉が?と疑問を持つかもしれません。こういった鉄粉は電車の車輪と線路がこすれた時や金属加工の工場で発生したもの。さらにはクルマのブレーキダストにも含まれています。特に都市部では、鉄粉が発生する環境が身近にあるため、目に見えない細かな鉄粉が空気中に多く漂っており、それがボディ表面の比較的柔らかな塗装面に食い込んでしまうのです。
 
そんなザラザラの状態で、ワックスをかけても拭きとりが大変な上にツヤもでません。なのでキチンと処理をしなくていけないのです。
 
 

鉄粉が塗装表面に食い込んでいる!?どうやって処理すればいいの?

 
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(出典:SurLuster

 
そんな、塗装面に突き刺さった鉄粉は非常にやっかいなものです。しっかりとシャンプーで洗ったとしてもまず落ちません。塗装(の表面)に食い込んでいる当然ですね。ではどうするのが正解か?鉄粉取りようのネンドを使用するのです。鉄粉取り用のネンドとはこのようなものです。
 
使い方はちょっとコツがいります。まずはバケツに水を用意します。鉄粉取りネンドは水が必須です。
次にパッケージからネンドを取り出し、すぐに使用するのではなく柔らかくなるまでしっかりと練り込みます。一度に使う量はゴルフボール大程度でよいでしょう。気温が低いとネンドが硬くなっているので体温やぬるま湯で温めながらこねてください。
 
十分柔らかくなったら、厚み1cm程度のまで広げてください。そしてボディの上に水を流しながら作業します。ネンドを使用するボディ表面は常に水にぬれた上体をキープしてください。広げたネンドで縦横交互に、滑らせながらなでていきます。決してこすらないでください。
 
軽くなでるだけでネンドの表面が黒っぽく汚れてくるはず。それが鉄粉です。汚れてきたら、それをネンドの内側に練り込むようにして、常にきれいな面でボディをなでていきます。ボディの全面の鉄粉取り作業が終わったら、水を使ってしっかりと表面を流します。もちろん水分はしっかりと拭き取ってください。ここでも自然乾燥しないように注意が必要です。
 
この作業をキチンと行っておくと、あとあとワックスがけやコーティングをした際に撥水効果や、ツヤの仕上がりに差がでます。手を抜かずに作業しましょう。
 
 

ツヤ出し、ボディの保護にはワックスやコーティングが必須

 
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塗装面の汚れ、鉄粉を除去したら次はボディ表面の保護とツヤ出しです。ワックスを使用するかコーティング剤を使用するかは好みで選んでかまいません。
 
ワックスとコーティング剤その違いは何でしょうか。それぞれの目的は塗装面の保護と撥水(もしくは親水・疎水)、ツヤ出しで同じですね。一般的に言われているのはツヤに関してはワックスのほうが優れているということ。対して耐久性に関してはコーティング剤のほうが上とされています。
 
ですので、定期的に洗車を行うのが面倒でないという方はワックスを使用するのがよいかもしれません。
高級カルナバロウを使用したワックスの、独特のしっとりとしたツヤを堪能するのもいいでしょう。
 
しかし、洗車はなるべくしたくないケアの手間を極力省きたいというならコーティング剤を使用してボディの保護を重視するというように使い分けるといいかもしれません。
 
ワックスとはつまり蝋(ロウ)ですね。コーティング剤とは、ガラス系やフッ素系などの樹脂系成分が配合された表面保護コーティング剤です。その成分自体が違っていますが、塗装面を保護する被膜を作ることに変わりはありません。
 
最近のコーティング剤はスプレーして拭くだけでOKという作業性の高いものもの多いので、保護膜の強さか作業性かで選んでもいいかもしれません。ただ、成分の違いで種類も多く、その使用方法に細かな違いがありますので、商品に付属している説明書をよく読んで正しく作業しましょう。
 
ポイントは一気に広い面に塗りこまないこと。例えばボンネット一面などを一度に作業するのではなく、30Cm四方、50cm四方など面積を細かく区切り、少しずつ確実にコーティングしてゆくのがよいでしょう。こうすることで塗りの腰なども防げるはずです。
 
汚れつきにくく撥水効果も高いコーティング剤は、汚染物質や水、油などにも強い耐性を持っています。普段の駐車場所が屋外の屋根のない場所であるなら、ツヤを重視するより、なるべく耐久性に優れたコーティング剤をしようするのがいいかもしれません。
 
 

たくさん使えばいいわけではない ワックスの正しい掛け方とは

ワックスには固形、半ネリ、液体と3つのタイプがありますが、同じブランドであれば、ツヤは固形、半ネリ、液体の順に優れているとされており、逆に作業性は液体、半ネリ、固形に順に優れているとされています。
 
今回は一般的な固形と半ネリタイプのものの使い方を紹介します。まず、一番のコツは、たくさん使わないことです。たっぷり塗り込めばそれだけワックスの膜が厚くなると勘違いされている方もいますが、どれだけ使用しても塗装面にできるワックスの被膜は変りません。なのでまったくの無駄です。むしろ拭き取りに余計な労力を費やすだけですし、さらに作業途中にホコリなどが付着しやすくなり、塗装面を傷つけてしまう可能さえあります。
 
使うのは極少量でかまいません。まずはバケツに水を用意しましょう。そのスポンジを水に浸して軽く絞ります。こうすることでワックスが伸びやすくなります。ワックスの取り方はワックスの上にスポンジを乗せクルと半周回す程度でOK。決して力をいれず、かすかにスポンジに付く程度で大丈夫です。
 
ワックスをとにかく薄く伸ばし、かつ完全に乾かさないこと。だから30㎝四方程度の面積に塗ったら乾き始めるタイミングですぐに拭き取ります。掛けかたは円を描くように…ではなく、タテ・ヨコ・タテと塗り残しのないようにこころがけ、なおかつ最後は水の流れる方向で終えるのがコツです。ワックスを掛けるスポンジと拭き取り用のクロスを両手に持って作業を進めるイメージです。
 
拭き取り用のクロスには使い古したタオルなどは使わないほうがいいでしょう。繊維クズが付着しやすいのでオススメしません。
 
ワックスを塗っては拭き、塗っては拭きを繰り替えしてボディ全体にワックスをかけたら終了。
 
そしてかけ終えた後に仕上げとして乾拭きすれば完璧です。ワックスは天然カルナバロウの含有量が多いほど高級品でツヤも優れているといわれていますがその分高価です。中には一つ2万5,000円にもなる「ザイモール」という超高級ワックスなどもあります。
 
数百円で購入できるワックスは天然のカルナバロウではなく石油ベースのロウなどが使われています。ワックスは水を弾く撥水性には優れていますが、ボンネット水玉ができたままにしておくとその水滴がレンズになって塗装面にダメージ与えてしまうことがあるので雨の後はすぐに水分を拭き取るなどの手入れが必要です。
 
また、ワックスは主成分が油脂であるため、ホコリを吸着する作用が働いてしますので汚れをよびやすいというデメリットがあるということも覚えて起きましょう。
 
これでクルマの外観のケアは完了です。まだインテリアの掃除が残っていますがそちらはパート3で紹介しましょう。