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雪でも大混乱!路上で立ち往生!? なんてことにならないために!

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 2016年11月24日、関東では観測史上初となる珍しい天候となりました。11月に東京都心で初雪が観測されたのです。なんとこれは54年ぶりのこと。さらに東京都心で積雪となったのは、1875年(明治8年)の観測開始以来初のこと。多くの方が驚いたと思います。さすがにこのタイミングでの突然の雪となるとドライバーは慌てたことでしょう。カー用品店やガソリンスタンドでは、スタッドレスタイヤへの交換や、チェーンの購入の対応に大わらわだったようです。

 

 

いざとなると装着に手間取る タイヤチェーンは予習が大切

 
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雪国の方にしてみれば、ニュースを見て東京の人間はこれしきの雪で何をやっているんだか…、とあきれていたかもしれません。でも、ただでさえ雪に慣れていないのが関東南部の、中でも東京の人間なのです。毎回積雪のたびに同じようなことにはなるのですが、今回はそのタイミングはあまりに意外過ぎて、余計に対応が遅れてしまいました。よほどのウインタースポーツ好き以外では、この時期にさすがにスタッドレスタイヤの準備など万全の対策ができている東京の人間はそうそういなかったようです。大混乱は必至かと思われましたが、ありがたいことに激しく積もることもなく、翌日には都心の雪もなくなっていたのでとりあえずは一安心でした。

 
こういったことも予想されますからスタッドレスタイヤへの交換など、雪への準備はウインターシーズンに入ったら早めに済ませてしまうのがベストですね。かといって都内などでは、前述のように雪が降っても積もることは珍しく、また積もったとしても短期間で融けて消えてしまうのがほとんど。雪の備えは必要と思っていても、年に数回あるかないかという積雪のために、手間やコストをかけて雪用のスタッドレスタイヤを用意するというのは、費用に見合った効果が得られるのかどうか悩みどころでしょう。そうはいっても、夏タイヤのままで冬のシーズンを乗り切ろうというのは危険です。

 
最低でもタイヤチェーンの用意は必須でしょう。ただタイヤチェーンはトランクに新品のまま積んでおくのではいざという時に困る場合もあるでしょう。雪が降る前に一度は装着を試しておくことをおすすめします。

 
金属チェーン、非金属チェーン、装着が簡単なことをうたった商品も様々ありますが、やってみると意外にコツが必要だったり、慣れていないと意外に難しいものなのです。特に路面に雪が積もっている状況では、手はかじかみ、足元を不安定になりなおさら手間取るでしょう。その時になったら少しでもスムーズに装着ができるように、タイヤチェーンの準備に合わせて軍手や路面に引くためのシート(もしくは段ボールなど)も一緒に積み込んでおくことをお勧めします。作業を終えたら雪でビショビショとなるのは目に見えていますから。

 

 

タイヤチェーン以外の選択肢は?緊急の雪道対応に便利なアイテム

 

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出典:雪道楽

 
でも、チェーンはトランクでスペースを取るし、装着の作業もハードルが高いからな~、というのなら「オートソック」(https://www.tirechain.jp/autosock/)なる商品も考えてみてはいかがでしょう。これはいわばタイヤのソックスつまり靴下です。布でできたタイヤのすべり止めカバーで、その名の通りでタイヤの上からかぶせるだけと装着の簡単さではタイヤチェーン以上のもの。面倒な手間がかからないのが大きな特長です。また布製なのでチェーンなどよりもコンパクトで軽く、トランクに積んでおいてもさほどジャマにはなりません。
 
そのグリップ性能は想像以上で、路面によってはスタッドレスタイヤを超える走破性も期待できます。実際の利用者によるネットの書き込みを見てみるとスタッドレスタイヤでは上ることのできなかった上り坂を、オートソックを装着することで簡単にクリアできたというものをいくつか見ることができました。スタッドレスタイヤ装着車でも準備しておけばいざという時に大いに役立ってくれる優れものなのです。
 
とはいえあくまでこれは緊急的に使用するモノ。チェーンやスタッドレスタイヤのように常用するモノではありません。その耐久性はドライの路面のみの使用であれば50km以上、雪道でなら100km以上走行が可能とのことですが、この設定距離を見ても万が一の際の脱出ツール的な位置づけだという事が分かりますね。
 
また、高速道路でのチェーン規制の場合には高速道路係官の判断によっては通行できない可能性もありますので注意が必要です。
 

 

いざという時にもあわてる必要のない オールシーズンタイヤという選択も

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こういった対策の他にも、あらかじめ、ある程度の積雪なら走ることのできる、オールシーズンタイヤを常用タイヤとして装着しておくという選択肢もあります。雪への対応力の高さをうたったオールシーズンタイヤ、例えばグッドイヤーから発売されている「Vector 4Seasons Hybrid」http://www.goodyear.co.jp/products/tires/4seasons/4seasons.html)などがそんなタイヤの代表です。このタイヤは一年を通して装着することができて、乾いた道路からウェット路、さらに雪道でも走行できるという性能を持っています。それでいて舗装路では夏タイヤと同等の性能を誇り、操縦性や乗り心地も普通のタイヤとほとんど変わらないというのですからうれしいですよね。   

 
このタイヤのサイドウォール(側面のブランド名やタイヤサイズなどがモールドされている部分)を見ると、日本での冬用タイヤであることを示すSNOW マークも刻まれています。高速道路などでチェーン規制があった場合にもスタッドレスタイヤと同様にチェーンを装着せずそのまま走行が可能(全車チェーン規制があった場合にはスタッドレスタイヤと同様にチェーンの装着が義務付けられます。)となっているのです。
 
 

利便性と雪道への対応力を考えて 万全に対策を講じておくべし

 
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オールシーズンタイヤは、もちろん雪道での絶対的なグリップ性能ということに関してはスタッドレスタイヤに勝るものではありません。ドライ路面での性能も夏タイヤ以上ではないでしょう。しかし利便性を考えると、いざという時に安心して雪道を走行することができるのですから、交換がつい後回しになってしまうスタッドレスタイヤよりも、むしろ優れているといっていいでしょう。夏タイヤとスタッドレス、2セットのタイヤを保管しておくのは場所をとりますし、オールシーズンタイヤとチェーンでウインターシーズンを乗り切るという選択肢も悪くないかもしれません。
 
ヨーロッパではこういったオールシーズンタイヤが極当たり前のもので、認知度も高いのですが、まだまだ日本ではあまり知られていません。メーカーであるグッドイヤーとしては日本でも積極的にアピールし認知度を高めてゆきたいとのこと。そのため日本市場には国産の商品を展開し、またサイズも13インチから18インチまで幅広くラインナップされています。軽自動車から大型セダン、ミニバンにまで装着できるサイズが用意されていますので、タイミングよくタイヤの交換時期に来ている、という方はこのタイヤを選択肢の一つに加えておいていいかも知れませんね。