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噂は本当?路上のパーキングメーターの裏ワザとは

昨日までは駐停車禁止となっていたはずの車道に、ペイントで四角い枠が引かれ、センサーを内蔵したメーターが設置されるだけで、なぜか今日から駐車をしても良い場所になってしまう。たったそれだけのことで、目の前に駐車禁止の標識があっても、(料金を入れスペースに無いにキチンと停めれば)路上駐車しても許されるのですから、よく考えると不思議だと思いませんか?
もちろん50ccですから高速道路も走行できません。
 
別にそのことが悪いといっているわけではありません。都市部の駐車場は常に混雑していて中々停められないですからあれば確かに便利ですし。とはいえ、使っている割に、その実態や使い方について意外によく分かっていない人が多いのではないのかと思います。
 
 

パーキングメーターの正しい利用方法とは

 

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そもとも、このパーキングメーター正式には、「時間制限駐車区間」といいます。何をいまさらと言われるかもしれませんが、まずはその使用方法について説明しましょう。
 
使い方はこうです。まずクルマを車道上にペイントで囲まれた駐車枠内に正しく駐車します。その後、メーターに直接コインを入れるタイプの場合は、直ちにパーキングメーターに手数料(駐車料金ではなく手数料です)の300円を投入してください。料金を入れたら規制の時間内(例えば午前8時から午後8時までの間など)で、なおかつ、制限時間内(例えば60分以内)であれば駐車しておくことが可能になります。ちなみに時間は枠内に駐車をして、センサーに検知されてからの経過時間です。お金を投入してから60分間ではないので気を付けてください。
 
もし手数料を投入しなかったり、決められた時間を超えて駐車をした、または枠をはみ出して枠外駐車をした場合には、パーキングメーターのあるスペースでも駐車違反となってしまいます。注意してください。
 
では、前述のように午後8時まで、となっているパーキングメーターに午後7時50分に駐車をして、料金300円を投入した場合はどうなるのでしょう? この場合もあくまで決められた午後8時までが駐車可能な時間なので、午後8時までの10分間のみが駐車可能となります。300円を入れて、まだ20分しかたっていない! と言い張っても、その時点で10分間違法駐車となっていますので、取り締まりの対象になります。くれぐれも気を付けましょう。
 
また、同じ場所に連続して1時間を超えて駐車することもダメとなっています。しかし一度クルマをバック(前進でもいいですが)させ枠外に出しセンサーの検知範囲から外れ、また同じように駐車、料金投入というシーンも珍しくありません。ダメとはされていますが一度枠外に出ている限り(料金も正しく払っていれば)は違反にはならない(取り締まれない)ようです。でもマナーは守って使いたいですよね。
 
ちなみにチケットを窓に貼りつけるタイプのパーキングメーターでも連続使用はNGです。何枚も重ねるようにチケットを貼りつけて長時間駐車しているのをみかけますが、これも駐車違反になります。でも古いチケットをはがして新しくチケットを貼りかえればいいだけですから、連続駐車は違反! と言われてもなんだかなといったところでしょうか。しかしこちらもマナーを守り、常識の範囲にとどめておくことが大切です。
 
 

お金を入れていないのに取り締まりの対象にならない?

正しく利用すれば便利でありがたい車道上の駐車スペース、パーキングメーターですが、ネット上で気になる噂を目にしました。それは、なんとチケット式でないパーキングメーターは、料金を投入しなくとも、59分以内なら取り締まられない! というモノ。これ本当でしょうか?
 
パーキングメーターの種類によって違う部分もあると思いますが、都内でよく見かけるのはメーターに直接お金を投入して、1時間300円で利用できるもの。このタイプのメーターであれば前述のように59分間お金を払わなくとも駐車監視員は取り締まらないらしいのです。
 
このタイプのパーキングメーターは料金は先払いで、駐車後に直ちにお金を投入しなければなりません。実際メーターにもそのように書かれていますね。
 
そのルールを守り、キチンとパーキングメーターにお金を払っていたのに、不注意で15分超過したら駐車違反のステッカーを貼られてしまった(実際に筆者も体験しています。)ということもあります。非常に厳しい取り締まりがされているはずです。
 
も噂が本当ならば、正直にお金を払わずに、ただで59分間駐車が可能ということ…。正直にお金を払ったほうが損なのでしょうか? 果たしてそんなことが許されるのでしょうか? にわかに信じられないのですが、どうやら、これ噂ではなく一部本当のようなのです。それは次のような理由です。
 
 

事実上59分間は取り締まりをされない

 

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前述のタイプのパーキングメーターは、お札には対応していません。利用するには硬貨(100円玉のみ)が必要です。しかし、全ての人が常に硬貨を用意しているとは限りませんね。そのため、ドライバーが両替のために、仕方なくその場を離れざるをえない場合がある、ということで、その間は(駐車監視員は)取り締まらないというのです。
 
つまり、駐車料金が投入できる(パーキングメーターが支払いを受け付ける)59分間は、両替のために一時的にドライバーがクルマを離れている可能性があるため、未納とならず取り締まらないというのです。
 
 
でも、実際の両替のために59分間クルマを離れていた人が、その後残り一分のために300円を投入するなんてことあるんでしょうかね? 屁理屈というかなんとも微妙な話ですが、現状駐車監視員の間ではそういった対応となっているようです。
 
でもこれはあくまで事実上59分間無料駐車ができてしまうということであって、許された行為というわけではありません。駐車監視員がその間駐車違反のステッカーを貼らないだけで、道交法上はNGな行為! 場合によって警察に取り締まられてしまう可能性も否定できませんし、何度のも繰り返し、あまりに悪質だと判断されれば駐車違反ではなく罰金刑となってしまうこともあるかもしれません。くれぐれも悪用しないように注意しましょう。
 
なによりこういった行為がまかり通ってしまうと、取り締まりのルールが変更され、カーライフがより不便なものになってしまうかもしれません。友人に話の種として、こんなこと知ってる? と自慢する程度にとどめておいた方が賢明でしょう。