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廃車のその先〝自動車解体〟とは

年式も古く走る事が出来なくなってしまった車や、事故車、修復歴車、あるいは海外へ輸出される中古車など、自動車の解体現場ではどのような作業が行われているのかについて紹介します。
 
 

自動車の解体

自動車の解体
 
自動車の解体は、実は廃車を処分する為だけではない事をご存知でしょうか。
 
自動車の所有者がその車を手放す際、中古車として中古車販売店に買い取ってもらう事ができなければそれはもう「廃車」にするしかないと、そう思うのではないでしょうか。
しかし実は、廃車として認識された車両でも、専門の業者の技術によって部品レベルでその価値が見出され、解体作業が行われた後にはリユース・リサイクルされて再びどこかで活躍しているのです。
 
 

解体作業の流れ

解体作業の流れ
 
自動車の解体専門業者は、自動車メーカーとは関係のない解体専門の業者である事がほとんどです。廃車として運び込まれた自動車を、定められた手順に則り解体作業を進めていきます。ここでは、一般的な自動車解体の手順を紹介します。
 
 

入庫チェック

廃車が解体業者の元に搬入されるとまず、入庫チェックが行われます。
 
ここでは電子マニフェスト報告に必要な車台番号、登録番号やフロンの種類などを確認します。
 
そして、ベテランである目利き人がその車体からリユースできそうな部品を特定し、マーキングします。目利き人は、それぞれのリユース部品(どの車種のどのモデルのどのパーツか)が、どこの国でどの程度の需要があるのだろうかという事を熟知しており、国内向けなのか、あるいは海外のどの地域に向けて輸出する部品であるのかなどを判断します。
 
 

液類の抜き取り

車体の液類の抜き取りというのは、解体作業の最初の過程であり、非常に重要な項目です。自動車はもちろん電気機械器具なども同様ですが、ガイドラインに従い確実に液抜き作業が行われます。ここで言う液類とは、車体に残っているガソリンや軽油といった燃料、エンジンオイル、ミッションオイルなどの各種オイル、そしてLLCやクーラントの冷却水などが挙げられます。抜き取った燃料は地下タンクに貯蔵され、業者が自家消費する他、各種オイルは廃油処理業者へと引き渡され、再生重油として利用されます。冷却水は産業廃棄物処理の専門業者へと渡り、適切に処分されます。
 
 

フロン類の回収

フロンとは、オゾン層破壊の元凶とも言われる地球温暖化を促進する非常に厄介なものです。解体の際もかなり慎重に扱われ、フロンの種類を確認した上で専用の回収機を使い専用のボンベに充填されます。回収されたフロンは、自動車工業会が指定するフロン類破壊施設へと送られ、適切に処理されます。
 
 

エアバック

人の命を守るエアバックですが、適切な方法で作動させないと非常に危険です。万一このエアバックを展開させないままの状態で、廃車になった自動車の車体をプレス機などで圧縮したりシュレッダーに投入した場合、プレス機やシュレッダーの中でエアバックが爆発するなどして大事故につながる恐れもあります。近年の自動車にはエアバックが運転席以外にも複数装備されている事が多く、その処理方法も一つ一つ展開する個別作動処理や全てを一気に展開させる一括作動処理などの方法があります。
 
展開されたエアバックについては、リユースができないため、取り外しは行われないままダストの一部として処理される事となります。
 
 

ホイール・タイヤ

ホイール・タイヤ
 
エアバックの展開が終わったら、次にタイヤを取り外します。車両本体の状態が悪かったとしても、もしタイヤだけでも状態が良ければリユースされます。一般的には、タイヤの溝が5㎜以上残っていればまだ使えると判断され、中古タイヤとして販売されます。
 
廃車車両から解体されたタイヤは通常、ホイールも一緒にセットになっている事が多く、状態の良し悪しはあるものの非常にお買い得に購入する事が出来ます。
 
もしもタイヤの溝が5㎜以下まで減ってしまっている場合には廃タイヤとしてタイヤ処理の専門業者へと引き渡されます。ホイールはアルミやスチールなど分類された上で金属加工の業者に引き渡されます。
 
 

非金属部品

自動車を構成する部品のうち、金属以外の部分(バンパーやライトといったプラスチックやガラス部品)は、シュレッダーダストとして処分されるのが一般的です。しかし業者によっては、自動車部品として需要のあるパーツに関しては手作業で丁寧に取り外しを行い、国内外にリユースパーツとして販売します。
 
 

足回り部品

ラジエーターやコンデンサー、更にはシャーシそのものやストラット・ドライブシャフトといった足回りの自動車構成パーツは、再生利用に適している部分です。固い鉄素材でできているのが特徴で、純度の高い鉄として回収される為、リサイクルには格好の素材となります。
 
 

エンジン

エンジン
 
エンジンは解体過程において最も慎重に扱われます。価格が重量で決まる金属素材として非常に高価とされている為です。オイル漏れの有無やエンジン内部の汚れ(スラッジ)といった目視検査が行われた上で更に、状態の良いものに関しては中古エンジンとしてリユースされる為、業者によってはエンジンとしての性能を確かなものとして明確にする為に圧縮比を測定する場合もあります。
 
 

ガラ

ガラとは、ここまでの必要な手順が踏まれた後の自動車のボディの事を指します。あらゆる部品が取られた状態のフレームのようなものですが、このままでは搬送するにも不便なので、大型のプレス機で圧縮されます。圧縮されたガラはその後、特殊な刃で瞬時に破砕するシュレッダーの専門会社や電気炉で溶解した後鉄製品に再利用する電炉メーカーなどに出荷されます。
 
 

解体車両のその後

解体車両のその後
 
自動車の解体専門業者で適切な手順を経て解体された車両部品の数々はその後、一体どのように利用されるのでしょうか。
 
解体車両のその後
 
 

自動車修理工場

廃車となった車が解体され、目利きのエキスパートにより選別された部品の数々。これらは日本国内では主に自動車修理工場へと流れている現状があります。
 
大手自動車メーカーの修理工場ではなく、例えば町に数件あるような一般の修理工場に買い取られる事が多く、こういった工場でメンテナンスを受ける自動車等に中古パーツとして再び搭載されます。大手の自動車メーカーでは、自社製の純正部品の売り上げももちろん利益となる為、ディーラーでの修理やメンテナンスでわざわざ中古パーツを利用するという事はほとんどありません。例えば数十年前のモデルの貴重なパーツなど、既に製造を終了している車種の部品などは中古でしか手に入らない事が多く、そのような場合にはメーカーが中古品を使う事もあるという程度です。ですが自動車の中古部品の流通量は次第に増えてはきているのが現状で、こういった市場が開ける事で中古車や廃車車両のリユース需要が高まり地球環境にも貢献される事でしょう。
 
 

個人ユーザー

個人ユーザー
 
自動車解体業者が自社で中古部品を販売している場合もあります。解体・洗浄されリユースの準備が整った部品がインターネットで販売されると、部品を求める個人のユーザーが解体業者から買い取るケースも近年では非常に多くなっています。
 
エンジンといったメイン部品はもちろんですが、ライトやミラー、ドアパネルなども需要があります。自分で交換ができる程のパーツならそれで良いですが、交換や取り付けに専門的な知識が必要な場合は部品のみ自分で購入し、修理工場へ持ち込むという場合もあります。
 
 

海外輸出

日本車というのは、世界的に見ても非常に信頼されており、海外のどの国に行っても日本車を見ない事はないという程に世界に浸透しています。
 
そんな日本車が多く走る世界に向けて、廃車車両から取り出された中古パーツは非常に需要がある商品と言えます。国内と同様に、海外に対してもメーカーが“純正品中古”を正規に輸出する事はほとんど無い為、海外で走る日本車の修理向けに解体業者や専門の業者の手によって海外へと輸出・販売されるケースも多くあります。
海外から、バイヤーが直接日本に買い付けに来るという事も多い様です。
 
 

まとめ

自動車を手放す時、売った後どうなるのかはわからない、廃車にした後には車ごとぺしゃんこになるのであろう…そんなイメージが定着しているのが廃車市場の現状です。しかし、日本人が自動車を手放すタイミングというのは世界的に見ると非常に早く、日本の廃車市場が宝の山であるようにも見えるという事実もあります。
 
国内では税金の問題もあり、どんなに愛着のある車でもそれなりに長く所有していればそれだけ維持費は高くなり、中古車買取り業者への買取りを依頼しても金額はつかなくなり、そして廃車にする為には費用が発生するのが一般的です。
 
しかし、廃車を扱う専門の業者ではきちんと車両のリユース・リサイクルを考えた資材の流通網を構築しているのも事実です。
廃車にしようと思っている車両を所有している場合には、当たり前と思っていた事を見直し、廃車専門の業者に相談してみるというのも地球環境を守る為の一つの選択肢と言えるでしょう。

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