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危険がいっぱい!雪道ドライブのトラブルの回避、対処方法とは

冬は大きなイベントが多いシーズンです。忘年会にクリスマス、冬休みの帰省に、年末年始の買出しや大掃除などもそうですね。そして一番肝心な、一年のはじまりである初詣にお正月。ほんとうに予定が盛りだくさんです。
 
そのような冬ならではのイベントが増えると、おのずと外に出かける機会が増えます。そんな時に活躍してくれるのでやはり便利なクルマです。
 
寒風吹きすさぶ中、外出するのはつらいですが、ヒーターの効いたクルマでの移動ならばとても快適。家族にもクルマを出してとお願いされることも増えるでしょう。当然運転する機会も増えるのではないかと思います。
 
でも、ウインターシーズンのドライブは、運転に関して気をつけなくてはいけないことがあります。それはなんといっても雪です。雪は様々な交通トラブルを起こす大きな要因。近年は、積雪地でないのに、局地的な豪雪に見舞われることもあるなど、普段雪の降らない地域に住んでいても、決して油断はできません。
 
雪が降りはじめたら準備すれば良いか、などと楽観視していると、あとあと大きなトラブルに遭遇してしまう危険もあるので注意が必要なのです。(関連記事 – 突然の寒波、降雪で困った事態に ウインタードライブの準備は万全?
 
 

雪道のドライブで起こりうるトラブルとは

 
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雪は交通トラブルを起こす要因といいましたが、では、雪道におけるクルマのトラブルには、どのようなものがあるでしょうか。いくつか例を挙げてみましょう。
 
①雪やアイスバーンによるスリップ。さらに他車のスリップに巻き込まれての事故。
②スタッドレスタイヤやチェーン不携帯で立ち往生。
③立ち往生したクルマの長時間渋滞に巻き込まれる。
④積雪による急な通行規制で立ち往生。燃料切れ。
⑤窪みやわだちにはまってスタック。
⑥雪道渋滞にはまり、ヒーターやライトの長時間使用によるバッテリー上がり。

 
こういったことが考えられます。でも、雪国でなければ、さすがにそこまで大きな雪のトラブルに見舞われることはそうそうないだろう。中にはそう考える人もいるかもしれません。しかし、決してそんなことはないのです。
 
記憶に新しいところで2014年の関東地方の豪雪で、中央高速や東名高速が積雪で長時間の通行止めとなったことがありました。まったく身動きできなくなったクルマの中で夜を明かす人たちのニュース映像が思い出されます。
 
ではそのとき、いったいどれだけの時間、高速道路が通行止めとなったのか?NEXCO中日本による発表では、東名高速の清水~大井松田間で45時間。そして中央高速の大月~八王子間でなんと73時間の通行止めとなったのだそうです。この間高速道路の本線にたくさんのクルマ立ち往生して全てのクルマを救出するまでに24時間もかかったというますから、自分がその現場にいたらと思うと恐ろしいですね。
 
さすがにここまでトラブルに巻き込まれることはそうそうないでしょうが、万が一のことを考えれば、降雪地に住んでいなくとも、雪道に対しての十分な備えをしておくことが大切なのではないでしょうか。
 
ドライバーとしての最低限の冬の備えといえば、スタッドレスタイヤを早めに履いておくこと。毎年都心部の初雪のニュースとあわせて、話題になるのがタイヤチェーン売り場の品切れと、カー用品店やガソリンスタンドのスタッドレスタイヤ交換待ちの大行列です。それに巻き込まれないためにはやはり何事も早めに準備しておくことが肝心です。
 
 

ノーマルタイヤでの雪道走行は交通違反!

 
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スタッドレスタイヤに早めに履き替えておくこと。これは予防として自発的にやっておいたほうが良い、というレベルでなく、ドライバーとしての義務でもあります。なぜならそもそもノーマルタイヤで雪道を走行するということ自体が実は交通違反になるからです。これを守らないと道路交通法違反として5千円~7千円の反則金が課せられます。最低限の安全を確保するため、雪道を走行する可能性があるウインターシーズンはスタッドレスタイヤやタイヤチェーンが必須ということです。もしスタッドレスタイヤを装着していても、緊急用のチェーンも準備しておくべきでしょう。スタッドレスタイヤで対処できない雪道に有効なこともあります。
 
当然そのタイヤチェーンの装着方法も一度くらいは試してみたほうが間違いありません。
 
チェーンは購入して常にクルマに積んでいるけど、装着は試してことがない、という人も少なくないと思います。しかし、コンディションの悪い雪道では、装着作業に手間取るのは間違いありません。せめて作業手順くらいは事前に予習しておいたほうがいいでしょう。気温が低く、足もとの悪い雪の中の作業は想像以上に手間取るものです。
 
また、スタッドレスタイヤを装着していたのに、雪道でスタックしてしまったした場合、脱出するにはどうすればいいでしょうか。以下のようなことを試してください。
 
まず、タイヤの周囲にたまった雪を取り除きます。シャベルやスコップがあればそれを使います。そして、それでクルマが動けるようになったら、ゆっくりとクルマを前後に動かして、タイヤ周辺の雪を踏み固めるようにしてみましょう。
 
さらに。雪国では道路の脇にスリップ防止の砂箱が用意されている場合がありますので、近くにあればその砂を駆動輪側のタイヤの外周に振りかけます。グリップ力が増すはずです。雪がさほど深くなければそれで脱出できるでしょう。(関連記事 – 雪で大混乱!路上で立ち往生!? なんてことにならないために!
 
 

試してみる価値あり!自力でできるスタックからの脱出方法とは

 
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しかし、それでも脱出できなかった場合は、タイヤの下にフロアマットやチェーンなどをひいてグリップを確保してみます。またはカー用品店などでで扱っている脱出用のラダーなどを使用すると、さらに確実です。その際、駆動輪への加重は大きいほうがいいので、同乗者にはクルマの駆動輪に近いシートに座ってもらいましょう。FFなら前席側、FRなら後席側です。
 
4WDの場合は、それがFRベースの4WDかFFベースの4WDかで変ってきますが、よく分からない場合はクルマの説明書を見て、チェーンの装着が推奨されている側のタイヤの側に座わってもらうようにします。
 
アクセルはゆっくりと踏み込みます。勢いよく発進するとタイヤの下にかませたものが飛び出してしまうことがあるので気をつけてください。
 
それでも脱出できない場合は、タイヤの空気圧を下げることでグリップ力を増すという方法も緊急時には有効です。ただし脱出できたらすぐにスタンドなどに寄って、適正な空気圧に戻すよう気をつけなくてはいけません。
 
それでもダメだった場合、近くに救出をお願いできるクルマがいれば牽引ロープで引っ張り出してもらいます。その相手はSUVなどの4WD車であれば期待がもてます
 
残念ながら、それでも無理だった場合は、自動車保険のロードサービスや、JAFのロードサービス(#8139)を頼るしかありません。積雪シーズンは雪にスタックするクルマも増えるので、到着までに時間がかかることあります。車内でできるだけ暖かくして待ちましょう。
 
 

雪に備えてクルマに積んでおくと役立つ便利なグッズたち

雪道でのトラブルに備えて、チェーン以外にもクルマに積んでおくと便利なものには、前述した脱出用のラダーなどがあります。それはこういったものです。
 
このほかにも、あると役立つ便利なグッズをいくつかあげてみましょう。
 
①スタックした場合に使用する牽引ロープ
②雪を書き出すシャベルやスコップ
③チェーン装着の際にぬれないための軍手・ゴム手袋・長靴
④夜間のチェーン装着作業の際に明かりのために懐中電灯(ランタン)
⑤凍結したウインドウの氷をかきとるアイススクレーパー
⑥バッテリー上がりに備えてのブースターケーブル
⑦万が一長時間の通行止めに巻き込まれてしまった場合の毛布や防寒着

 
そのほかには霜取りスプレーや鍵用の解氷スプレー、ウエットティッシュや新聞紙、ぬれたものを入れておくビニール袋なども役立つでしょう。あらかじめ雪国に出かけるということが分かっていれば、保存食やガソリン携行缶なども準備しておくと万全ですね。
 
こういったグッズは持っていると確かに安心ですが、できれば使わずにすめばそれに越したことはありません。ウインターシーズンのドライブは、リスク増すものだと、頭に入れておき、自分の運転を過信することなく安全な運転を心がけるようにしましょう。