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万が一に備え、クルマにも防災用品の常備を!

日々この国に暮らしていると、つい忘れがちですが日本は諸外国に比べて自然災害の被害に遭遇しやすい国です。それは火山の噴火に地震、そして津波などをはじめ、台風や集中豪雨、豪雪、洪水やそれに伴う土砂災害などもそうですね。
 
つい最近も火山の噴火が起きていますし、また、天候による災害なども最近は特に増えているような気がします。日々どこかで自然災害が起きているせいか、テレビなどの災害被害のニュースに対しても、ちょっと鈍感になっている部分が、もしかしたらあるかもしれません。
 
それでも日本の地震の多さに関しては、誰もが実感があり、また関心もあるのではないでしょうか。それは海外から見ても同じことです。日本といえばとにかく地震、といった印象が大変強いようです。その分、大地震が起きると、日本の救助隊活動が期待されます。日本は地震の研究も進んでいますし、地震被害に対しての対応力に関して、世界中から高く評価されているから、日本に頼ればなんとかなるのではと期待されているということなのでしょう。
 
ただ、経験があるということは、それだけ地震の被害に遭遇してきたということの裏返してもあります。
 
 

マグニチュード6以上の地震の約2割は日本で発生している

 
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日本はこのように地震大国といわれていますが、では、実際のところどれだけ多いのでしょうか?内閣府による平成26年版防災白書によると、2003年~2013年の10年間のうちに世界で起こったマグニチュード6以上の地震は全部で1785回あったそうです。そして、そのうち日本で起きたものはなんと326回!恐ろしいことに世界で起きたマグニチュード6以上の地震の、18.5%が日本で起きたものというデータ示されています。
 
確かに記憶に新しいものだけでも、大きな被害をもたらした2016年の熊本地震に、2011年の東日本大震災がありますね。さらに2007年と2004年には新潟中越沖地震がありましたし、2003年には北海道で十勝沖地震が発生しています。21世紀に日本で発生した大きな地震の中でも主なものを並べただけでもこんなにあります。
 
日本の国土面積は全世界でみるとわずか0.28%です。そのたった0.28%の地域で世界の18.5%の大地震が起きているというのですから、あらためて数字で提示されると恐ろしいです。さらに、近い将来には、南海トラフ地震や首都直下型地震といった大規模地震が起きる可能性が高く、その可能性は30年以内に70%以上の確立で発生するともいわれています。ならばこの国に暮らしている限り、我々は常に地震をはじめ災害被害に対しての備えをしておくべきですね。
 
個人でできる災害対策といってまず思いつくのは防災用品の備えですね。この分野でも日本は進んでいて、優れた防災用品や保存食がたくさん売られています。すでにそういったものを入手して、自宅や職場に備えをしているという方も多いでしょう。
 
では、運転中に災害に遭遇したときのことは考えているでしょうか?地震はいつ起きるか分かりません。その瞬間もしかしたらあなたはクルマを運転しているかもしれません。何も備えがない中で万が一被災してしまったら、大ピンチですね。場合によっては道路が寸断して、その場に避難して数日とどまらなくてはならないことだってありえます。
 
つまり、いつなんどき地震をはじめ災害がおきる日本では、住まいや職場だけでなく、クルマの中にも自宅と同様に防災用品は備えておくべきだと思いませんか。
 
 

クルマの中に用意しておきたい防災用品とは

 
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大きな地震が起きた直後には、誰もが防災に対して強い関心を持ち、すぐに防災用品を揃えたり、すでにストックしているもののチェックを行って新たに買い足しや、買い替えなどして備えを万全にします。そのせいで防災に関するグッズが市場で品切れになってしまうというケースがよくあります。また、ガソリン供給のことを不安視してスタンドに給油待ちのクルマが大行列なんてこともありますね。
 
このように必要な時に手に入らないということがありますので、準備は事前に行っておくべきです。では、どのようなものをそろえておくといいでしょうか。最低限用意しておくことをオススメしたいのは以下のものです。
 

飲料水や食料

被災した際、その場に一定期間避難を強いられることも考えられます。まずは、生きてゆくために最低限必要な水は必須です。人間は一日あたり最低2リットル(理想は3リットル)の水が必要とされています。しかし、あまり大量にストックしておくと場所をとるので、クルマから離れる際無理なく持ち運べるくらい、500mlのペットボトルを2~3本ほど用意しておきましょう。また、水は腐敗するので消費期限はこまめにチェックしましょう。
 
次に食料です。長期間クルマの中に避難し続け、食料や飲料水の配給もなく、まったく救助が受けられない、という可能性は日本ではあまり高くありません。
 
避難時の行動に必要な分の栄養がすぐに補給できる、ゼリー飲料を2~3個ほど。チョコレートバーや携行食のパック、缶切り不要な缶詰などを各3~4点ほど、すぐに食べられるものを用意しておくといいでしょう。
 

タオル・ウエットティッシュ

大き目のスポーツタオルほかタオルも数枚用意しておきましょう。清潔を守るために手を拭いたり、お風呂などに入れない際身体を拭くことにつかえます。さらに口に当てれば粉塵からノドを守るためにも使えますし、怪我をした際には包帯や三角巾がわりにもなります。
 
そして避難時は、水を無駄にできません。手洗いなどができない環境ではウェットティも便利です。こちらは普段から車内に常備しておいても何かと便利ですので、切らさないように常にストックしておくことをオススメします。
 

簡易トイレ

たとえ公衆トイレがあっても、そのトイレが使えないという状況も考えられます。簡易トイレも用意しておきましょう。災害時だけでなく、渋滞に巻き込まれてしまったときなど、子供用に使うことも可能です。一緒にティッシュやトイレットペーパーを忘れずに。ウェットティッシュも役立ちます。
 

懐中電灯・電池

クルマにはライトがついていますが、バッテリーやガソリンは無駄に出来ません、懐中電灯は必須です。非難する際にも必要になりますので頭に装着できるヘッドライトタイプや電池も常備しておくとベターです。ただし、乾電池は使用期限があるので、ストック分は期限も定期的に確認するようにしましょう。
 
また、最近は単なる懐中電灯ではなく、車載用のレスキューハンマーや、シートベルトカッターと一緒になったこういったアイテムもあります。
 
こういったものなら車内に閉じ込められた際にも役立ちますので、車内の常備用懐中電灯としてもぴったりでしょう。USB端子も内蔵で、クルマのシガーライターに繋ぐとUSBアダプターがわりになり、携帯電話などの充電にも使えます。
ほかにはモバイルバッテリーも用意しておきたいですね。スマホは情報収集に欠かせません。
 
こういった乾電池不要で、ラジオや懐中電灯と一体化した、手回し充電器などもありますので、そういったものもあると便利かもしれません。
 

下着・防寒具

被災時天候が雨や雪ということも考えておきましょう。最低限上着は用意しておくべきでしょう。できれば雨具代わりになるナイロン製のものがオススメです。
 
また、雨や雪に濡れた場合、替えの下着があると心強いでしょう。濡れたままでいると体調を悪くすることもありえます。イザというときのモノなので新品でなくともかまいません。コンパクトに畳めるものを圧縮袋などに入れ積んでおくといいでしょう。
 
 

余裕があれば、クルマに積んでおきたい防災グッズ

 
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前段までに紹介したものは必要最低限の防災グッズです。もし、クルマのスペースに余裕があれば、以下のようなものもそろえておくといいでしょう。安心度が高まります。
 

エマージェンシーブランケット

アルミ蒸着された薄いシートで、優れた防風、防寒、防水効果をもっています。気温の低い場合は防寒になりますし、雨に濡らしたくないものを包む防水シートにも使えます。
 
ただし、保温性は高いのですが湿気をまったく通さないので、毛布のようにして身体を包み寝ようとすると、やがて内側が湿気で蒸れてびしょびしょになります。逆に身体を冷やしてしまうこともあるので使い方には注意が必要です。
 

救急箱

災害時にはケガをしてしまう可能性も当然高くなります。絆創膏やガーゼ、止血シート、マスク、綿棒、消毒液、普段使用している薬なども常備しておくと心強いでしょう。災害時だけでなく、ドライブ先で役に立つこともあるので一つあると安心です。
 

軍手、マスク、布製ガムテープ

障害物を動かしたり、非難時に手を守るためにも軍手があると安心です。火を起こす際にも軍手は必需品です。粉塵からノドを守るためにはマスクもあるといいでしょう。
 
さらに布製ガムテープは何かと重宝します。清潔なガーゼや布の上から貼れば止血シートに使えますし、骨折時には添え木の固定や三角巾がわりにもなります。
 
また緊急時には着火剤がわりにも使えます。そのままではじゃまになりますが芯をくりぬきつぶしておくとスペースも節約できるので、救急用品リストに加えておくことをオススメします。
 

ビニール袋・新聞紙

ビニール袋や新聞紙も何かと役に立ちます。ビニール袋に新聞紙を入れれば汚物処理にも使えますし、大きめのコンビニ袋なら穴を開けて防寒具にもなります。
 
また、新聞紙を衣服の中に巻くと防寒になります。どちらもかさばる物ではありませんので適量を入れておくとよいでしょう。
 
車載用の防災用品はたくさん用意しておけばいいというものではありません。クルマの中でじゃまになり、ドライブの際にじゃまになるからと、結局降ろすことになってしまっては本末転倒です。
 
また、クルマで出かけた先で地震や津波などの規模の大きな災害にみまわれた場合は、クルマを置いて徒歩で自宅や避難所に向かう可能性もあります。一人で持ち運べる量を考えて、紹介した基本的な防災用品などを収納できるリュックサックなども必ず用意しておきましょう。