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ナンバープレートでイメージチェンジ でも、ドレスアップには要注意!

2019年開催のラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレートの交付が、軽自動車オーナーを中心に以前話題となっていましたが、それに続く形で2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様のナンバープレートの交付が決定しました。東京オリンピックで、デザインの話題というと、エンブレムや新国立競技場では色々すったもんだもありましよね。果たしてナンバープレートはどんなものになったのか…?正直期待半分で見たところこんなデザインに決定したようです。
 
いかがですか?白地にエンブレム付の方はシンプルに、端っこにオリンピックエンブレムの図柄が入るだけ。さりげなくオリンピックを応援したい、という人にはいいかもしれませんね。
 
対して図柄入りナンバープレートですが…。これを見て皆さんはどうですか?筆者の個人的な感想は、う~んかなり微妙かなというものです。なんというか、この主張の強い派手な図柄に似合うカラーというか車種ってどんなのでしょうかね?何に合わせても違和感バリバリな気がします。5つの案から選ばれたらしいのですがこれを採用した方々は装着した際のマッチングも考慮されたのでしょうか?あくまで個人的な好みですけど。
 
もちろん好みはそれぞれ、これが良い!という人もきっといるのでしょう。とにかく目立ちたいという人には案外いいのかもしれません。
 
ナンバープレートでも他の人と差別化をしたい、細かなところまで自分仕様にドレスアップしたい!というニーズはそもそも以前からありましたので、ナンバーの取り付け位置やカバーなどの規制も最近厳しくなりましたから、むしろナンバープレートのデザインそのもので差別化するのはアリなのかもしれません。
 
というか、もしやこの特別仕様ナンバープレートを広める為に、まさか法改正をしてナンバープレートの表示義務が厳格にしたとか?平成28年にナンバープレートに関する法改正実施、そして翌年平成29年に特別仕様ナンバープレートが相次いで導入…。さすがにそれは勘繰りすぎですかね。
 
 

ナンバープレートカバーは全面禁止!スモークでなく透明でもNG

 
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これらラグビーワールドカップや東京オリンピックの特別仕様のナンバーについては、テレビのニュースでも大きく取り上げられているのでご存知の方も少なくないと思います。
 
しかし、その前に実施された、ナンバープレートに関する法改正ついてはいかがですか?ご存じだったでしょうか。実は平成28年の4月1日より道路運送車両法第109条第1項が改訂となりナンバープレートのカバーなどの使用が禁止になりました。違反すると50万円以下の罰金となるといいますから厳しいです。
 
すでに新しいルールは適用されており、周知もされていますから、捕まってから「そんなの知らなかった!」などという言い訳は通用しませんのでご注意ください。あまり気にしていなかったという人はあらためて新基準を把握しておいたほうが賢明でしょう。
 
では、簡単にどういうルールになったのかというと説明しましょう。まずナンバープレートをカバー等で覆うことが一切禁止になりました。ステッカーなどで装飾するのもNG。スモークではなく無色透明なカバーであってもダメです。
 
またカスタムバイクなどで行われていたような回転させて配置(リアフェンダーの横に縦にナンバーを取り付ける)することや、当たり前ですが折り返すことも明確に禁止になりました。

 
さらに平成33年4月1日以降に初めて登録となる自動車等のナンバープレートは、一定の範囲で上下の向きや左右向きの角度も制限が設けられます。加えてフレームやナンバーを固定するボルトにカバーを取り付ける場合にも、その大きさは一定以下のものでなければならないとされています。
 
サーキット走行などを楽しんでおられる方の中にはエンジンの冷却効率アップを目的に、ナンバープレートを斜めにして設置されていることがあるかもしれませんが、それも今後は禁止となります。
 
ただし、下記の表を見る限り、左右への移動は明確に禁止されてはいないようなので、地面に対して垂直であり、数字の識別に支障がなければオフセットして装着することは禁止ではない、と思われます。バンパーの開口部の真ん中を避けるように多少左右に移動することはどうやら大丈夫だと思っていいのでしょう。
 
そのほか詳細な数値に関しては国土交通省から発信されているこちらの「ナンバープレートの表示に係る新基準について」の表をご覧になってください。
 

 
かなり細かいですよね。国産車は今後この基準にマッチしたデザインで対応してゆくのでしょう。でもちょっと気になるのがフェラーリやランボルギーニ、アストンマーチンなど一部高級スポーツカーはどうするのかということ。クルマのデザインにマッチするようにあえてナンバープレートに角度を付けて取り付けられていたクルマもありました。でもそれは禁止になります。
 
ただでさえ不格好な日本のナンバープレート、その位置や角度を細かく制限されると、どのようにデザイン的なバランスをとるかで苦労しそうです。スタイリッシュなイタリアンデザインのスポーツカーの前面に、あのバランスの悪いナンバープレートが主張するようになると、ちょっとがっかりかもしれません。
 
 

一切のドレスアップができなくなるのか?ルールに沿っていればフレームはOK

 
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ではこの法改正によって、今後はナンバープレートに関するドレスアップが一切ダメになるのかというと、実はそうではありません。厳しいですがそのルールに沿っていれば例えばナンバープレートに装飾用フレームを装着することも可能なのです。
 
但し、それは幅が上部で10mm以下、左右18.5mm以下、下部13.5mm以下で、なおかつ厚さが上部6mm以下(上部の幅7mm以下の場合は10mm以下)、でその他の部分が30mm以下。かなりの制限付きですがカラーや材質などの違いでドレスアップすることは可能です。
 
ちなみにバイクに関しては、カバーはもちろんフレームも一切禁止になるようです。クルマとバイク双方に乗られている方はナンバーの装飾に関してルールが微妙に異なっているので「ナンバープレートの表示に係る新基準について」の表をよく確認してください。
 
また、先ほどの表を見てもらえると実はわかるのですが、この細かなルールは平成33年4月1日以降に初めて登録される自動車に適用されるもの。それまで(平成33年3月31日まで)に登録・検査・使用の届出がある自動車に関しては【自動車の運行中番号が判読できるような見やすい角度によること、番号を被覆せず、脱落するおそれがなく、自動車の運行中番号が判読できるフレーム又はボルトカバーを取り付けることができる。】となっているので、今乗っているクルマに関してはそれよりも大きなフレームも許される(カバーは一切NGですが)ようです。かといって、どこまでならOKとなるのか?その基準が数値で示されていない分、取り締まりをする警察官の判断に左右されかねません。ですので、あまり目立つものは避けた方が間違いはないでしょう。
 
このようにちょっとグレーな感じですが、番号が明確に見えるものであれば、今装着しているカバーでも、番号を覆わない限りはおおむねOKなはず。例えば自動車ディーラーなどでもオプションでナンバーフレームが販売されていましたが、そのようなものなら問題ないのではないかと思われます。
 
だろうや、でないか、などそういったあいまいなことを言われてもかえって不安だ、という人はすでに新基準に対応したナンバーフレームというものも販売が始まっています。そういったものに交換してみてはいかがでしょう。
 
ナンバープレートの表示に関して、このようにルールは厳しくなりましたが、頭を使えばまだまだドレスアップを楽しむことは可能です。できる範囲で楽しんでみてはいかがでしょうか。
 
また、現時点では新基準の全面適用は始まっていません(平成33年4月1日新基準全面適用)が、用品メーカーさんはあの手この手でアイデアを駆使してきっと基準をクリアできるユニークなドレスアップアイテムを投入してくるに違いありません。そういったものにも是非期待したいですね。