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タイヤにも賞味期限がある?

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スーパーで食材を購入する際、つい賞味期限の長い物を選んでしまうことはありませんか? 賞味期限が長い=新しくて新鮮なものですし、保存することを考えるとそういう行動をとってしまうのは仕方がありませんよね。ちなみに賞味期限と同じようなものに消費期限というのもありますが、その違いは、消費期限は「安全に食べられる期限」のことで、賞味期限は「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」なのだそうです。
 
そんな食品のように賞味期限を気にすべきクルマのパーツがタイヤです。タイヤはクルマと路面が接触する唯一の部分。タイヤがなければそもそも走ることもできませんし、路面との摩擦があるからこそブレーキをかけて安全に減速することができるのです。その機能がキチンと働いてくれないと安全な運転は当然できませんよね。ですから今装着しているタイヤの賞味期限は十分なのか? ドライバーは常に気を付けておかなければいけないものなのです。そう、生鮮食品の賞味期限や消費期限をチェックするようにです。
 
 

タイヤはゴム。使っていなくても時間が経てば劣化する

 
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タイヤは基本ゴムでできています。ゴムは家庭用品などでもそうですが、経年で劣化が比較的早く進んでしまうモノ。もちろん金属や木材なども錆びる、腐るなど劣化はありますが、ゴムほど急激には進みません。つまりそれだけコンディションに気を配っておかなければならないという事なのです。
 
タイヤが劣化する原因は何か? それは原料であるゴムに含まれた軟化剤や劣化防止剤が経年と共に徐々に抜けていってしまうためです。また直射日光、水、熱、油、オゾンなどの外的要因によっても劣化が進行します。さらにタイヤをキレイにしたいからと油性のタイヤワックスを塗ることで劣化防止剤がより抜けやすくなり劣化が進んでしまうのです。
 
基本的にタイヤは水洗いだけにしておくのが良いのですが、どうしてもキレイにしておきたいのなら水性のタイヤワックスを使うといいでしょう。油性と比べてこちらならタイヤへのダメージは大きくありません。また、いうまでもないことですがタイヤワックスはサイドウォールだけに使用してください。トレッド面に塗るとグリップが低下してしまうので絶対に塗ってはいけません。注意してください。
 
 

ひび割れや傷を確認すると共に空気圧もチェックしよう

 
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タイヤのゴムの劣化が進んだ、いわば旬を過ぎ賞味期限を超えてしまったタイヤは、グリップ力が低下して乗り心地が悪化します。制動距離も伸びてしまい本来のタイヤが持つ性能は発揮できません。そんな状態のタイヤを装着していると、高速道路の走行などで負荷が大きくなった場合最悪バーストを起こしてしまう可能性も考えられます。ですから、例えトレッドに溝が残っていたとしても、ひび割れが起きているようなゴムが劣化したタイヤは使用しないのが正解です。
 
ではタイヤは何年くらいでそのように劣化するのか? それは使用環境によって劣化の進行は大きく変わるので、一概にはいえませんが使用開始から5年以上経過したタイヤについては、まだ溝が残っていたとしても、そのまま使い続けるべきか慎重に検討が必要でしょう。
 
劣化進んでいるかどうかはタイヤを目視すればわかります。ひび割れやシワ、変形が起きていませんか? 金属片などの異物が刺さっていないかどうかもチェックしておきましょう。もちろん溝の残りがあるかどうかも確認が必要です。劣化が進んでいなくても傷や摩耗があればもちろん即交換です。
 
合わせて空気圧のチェックもしておくのがベストです。エアゲージがあればすぐにチェック可能ですが、なければガソリンスタンドに行けばチェックが可能ですし、その場で空気を充てんすることもできますから給油の際のついでに行ってもいいですね。
 
もし、自分で判断ができないと思ったら素直にタイヤ販売店や自動車ディーラーに点検を頼みましょう。装着しているタイヤだけでなく、スペアタイヤも定期的な点検をおすすめします。
 
 

タイヤの製造年収のチェックはここで行う!

 
タイヤ
 
ちなみにそのタイヤがいつ製造され、どれくらいの時間を経過しているのか確かめるには、タイヤのサイドウォールのシリアル番号を見ることで確認が可能です。
 
2000年以降の者の場合はその番号の下4桁、例えば0314の数字が製造年週を示しています。最初の2桁の数字03は週(3週目)を、最後の2桁の数字の14が年(2014年)を意味しています。1999年以前のタイヤでは、製造番号の下3桁、例えば159の数字が製造年週を示しています。最初の2桁の数字15は週(15週)を、最後の1桁の数字9は年(1999年)を意味します。最初の数字15は週(15週目)を、最後の数字9は年(1999年)を示します。
 
例え新品のタイヤでも何年も販売店の倉庫に置かれていたタイヤがあるかもしれません。その場合は新品であってもゴムが劣化している可能性がありますから、交換の際は、この製造年週を自分でチェックしておくといいかも知れません。