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ヘッドライトにフォグランプ、クルマのライト正しく使えている?

夕暮れを過ぎて周囲がかなり暗くなってきたな、というシチュエーションでも、なぜかヘッドライトを点灯していないクルマを見かけます。それでいて、そんなクルマに限って光軸のずれたフォグランプやドライビングランプなどの補助灯はこれ見よがしに点灯していたり、車幅灯だけ付けて走り続けていたり…。これって単なる不注意なのでしょうか? それとも目立ちたがり屋?
 
実際ヘッドライトの点灯忘れ、無灯火に関してはそもそも違反行為です。違反なだけでなく非常に危険な行為なので気を付けなくてはいけません。
 
でも、そういったミスをひき越してしまう理由には、最近のクルマのメーターデザインに原因があるのでは、とも言われています。それはなぜか? 以前のクルマのメーターは暗い場所ではヘッドライトやスモールライトを点灯しないと、照明されず視認性が悪くなるので自然とライトの点灯を促してくれました。
 
しかし、最近増えている自発光式のメーターは、キーをオンすると常にメーターが発光してくれます。そのため、周囲が暗くても視認性が十分確保されてしまうため、周りが暗くなっていることに気が付かずヘッドライトの点灯タイミングが遅れてしまうということなのです。確かに、自分にも心当たりがある気がします。周囲を見て街灯の点灯に気付いたり、周りのクルマがライトをつけ始めたら、自分も倣ってヘッドライトをオンにする、そういった習慣をつけた方が良いかも知れませんね。
 
 

オートライト搭載の義務付け決定 平成32年度以降、標準装備に

 
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そういったことを防ぐためでしょうか、先日、国土交通省は自動車メーカーに対し、日没時などに車のヘッドライトが自動で点灯する「オートライト機能」の搭載を義務付けました。平成32年度以降に発売される新型車からこのルールが適用されることになります。オートライトとは、周囲の明るさをクルマのセンサーが検知して、ドライバーが操作をせずともクルマが自動的にヘッドライトを点けてくれるという便利な機能です。すでに一部のクルマには導入されています。
 
義務付けになるということは、もしかしたら自分のクルマにもつけなくちゃいけないの?と心配される方もいるかもしれませが、ご安心ください装着の義務があるのはあくまで平成32年以降に発売されるクルマです。それより前に発売されたクルマはわざわざ装着する必要はありませんのでご心配なく。
 
でもオートライト便利そうなので自分のクルマにも装着したい!というなら、こういったオートライトキットというものが発売されています。
装着にはそれなりのスキルが必要とされますが、器用な人なら自分で装着も可能でしょう。自信のない場合は自動車用品店などで購入すれば装着してもらうことが可能(工賃は別途かかりますが)ですのでお願いしてみてはいかがでしょうか。
 
オートライト、その普及が進めばヘッドライトの点け忘れというミスはおのずと減ることになりますね。大量生産となれば、コストも低く抑えられるでしょうし、夜間の安全な走行が可能になるのですから大歓迎といっていいでしょう。
 
 

今時の発光色は白が主流?フォグランプとはどんなランプ

 
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ヘッドライトの点灯忘れと共に、クルマのライトの使用方法として指摘されることが多いのがフォグランプをはじめとした補助ランプの類ではないでしょうか。その使い方に関してどうもルーズな場合が多々見受けられます。特にフォグランプ、そしてクルマの後ろに装備されているバックフォグですね。必要もないのにむやみやたらに点灯していたり、そもそも消し方がよくわからないなどという方も中にはいるようです。
 
「最初からクルマについている装備だし、違反じゃない限りは、使う、使わないはドライバーの自由でしょう」という意見もあります。確かにそうですが、これらのライトは決してイルミネーションでは(イルミネーションとしてネオン管やLEDを装着されている方も一部にはいますが)ありません。自分は目の前が明るくなるから良いかも知れませんがそれが、まわりの迷惑になっているかもしれませんよね。
 
そもそもフォグランプとはFOG(霧)という名の通り、霧が発生した際に、ヘッドライトを補って視界を確保し、周囲からの自車の被視認性を確保するためのライトです。霧の中でヘッドライトを点灯すると、前方を照らすその光が霧の水分に乱反射してしまい、かえって見えづらくなってしまうことがあります。そんな時に使用するのがフォグランプなのです。
 
フォグランプはヘッドライトよりも低い位置に配置され、遠くを照らすのではなく自車の近く、それも上下に狭く左右をワイドに照らしてくれます。ヘッドライトとは配光が大きく違っているものです。
 
下方向をワイドに照らしてくれるので光の乱反射が抑えられ、また、広い範囲を照らすというその構造のため、夜間の街灯の少ない郊外の狭い道などでは歩行者なども発見しやすいというメリットもあります。なので必要な時に使用するととても有効なアイテムなのです。ただ装着位置が間違っていたり、光軸が正しく調整されていないと、前を走るクルマや対向車にまぶしい思いをさせてしまうことも。後付けフォグランプは正しく装着し、またその光軸の調整には気を付けてください。
 
ところで、フォグランプといえば、昔は黄色い発光色が定番でしたが現在主流は白のようです。フォグランプ=黄色というイメージはかなりベテランのドライバーだけのものになってしまったようです。
 
そもそも、フォグランプが黄色だったのは、白い光よりも波長の長い光である黄色い光(実は赤い光の方がより波長が長いのですが、赤いライトは禁止されています。)のほうが、霧に対する透過性が高く、反射に強い色とされていたためでした。
 
今も黄色い光の方が霧の中では視認性に優れるとはいわれていますが、白い光に対して圧倒的に優れているというレベルまでの差ではないようです。またヘッドライトのバルブを黄色にするのもいつのまにかNG(2006年1月以降に製造された車両に、黄色いヘッドライトバルブを入れると車検に通らない。)になってしまいましたね。ということもあってか、ヘッドライトやドライビングランプ、車幅灯などと色を統一したほうが見た目にもスマートだということからか、白い色の方が好まれるというようになってきているようです。
 
ちなみに黄色いフォグランプは現在も普通に販売されています。標準装備のフォグランプは白がほとんどのようですが、自分はやっぱり黄色こそがフォグランプの色だと思う!という方は車外品のフォグランプを装着してみてはいかがでしょうか。
 
 

フォグランプを点けただけでは無灯火扱いで違法!

そもそも霧や雪でもないのに街中でフォグランプやバックフォグを点灯するのは、マナー違反とはいわれますが決して違法ではありません。自分のクルマの存在を周囲にアピールすることは、安全にも寄与するので、一概にNG行為であるとも言いづらいですよね。
 
正しい位置に装着され、また光軸もずれていなければフォグランプの点灯がそれほど眩しいということもないでしょう。でも、だからといって常に点灯させているのは個人的にはあまり格好の良い行為だとは思えません。フォグランプの使い方が雑なドライバーはイメージ的にライトを正しく使えていないような気もします。
 
例えば、明るい街中でドレスアップの目的だけでむやみやたらに点灯していたり、逆にフォグランプが十分明るいからヘッドライトを付けずフォグランプだけで走行するなどといったクルマはNGでしょう。
 
そもそもフォグランプは前照灯には含まれません。つまり夜間、明るいからとヘッドライトを使わずにフォグランプだけを点灯しているクルマをみかけたらそれは無灯火の違反行為です。
 
あくまでフォグランプは補助灯なのでヘッドライトのかわりにはなりません。
必要なシチュエーション(霧や雪などの悪天候時)にヘッドライトの補助として有効に使ってこそフォグランプはその意味があると筆者は考えます。ライトの使い方にも各自ルールがあるかもしれませんが、基本は周囲には迷惑をかけず、かつ安全な運転を助けるようなスマートな使い方を心がけてより安全快適なドライブを楽しんでください。