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ガソリンスタンド減少の弊害?Part.2

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タイヤのパンクトラブルが急増!その原因はセルフ式ガソリンスタンド!?

 
フルサービスのガソリンスタンドが、昨今続々と閉鎖され、残っているガソリンスタンドもセルフ式に次々と変わりつつあるという話は前回しましたね、それが原因と思われる、ガソリンや軽油の給油間違いのトラブルも起きているという事も。実はこういった油種に係わるトラブル意外にも、フルサービスのガソリンスタンドの減少が原因と思われるクルマのトラブルが増えているのです。それのトラブルとはタイヤに関するモノ。

 

 

あなたは自分の愛車の指定空気圧 きちんと把握していますか?

 
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クルマの指定空気圧がどこを見ると分かるかあなたは知っていますか? クルマのマニュアルにも記載されていますが、多くの場合クルマの運転席側、フロントドアを開けたところ、ボディの縁部分に指定タイヤ空気圧が記されたシールが貼ってあるはずです。また、クルマによってはドアの縁や給油口のふたの裏などの場合もありますが、洗車をしていれば目につくような分かりやすい場所にあるはずなので把握していないという方は、一度チェックをしておくといいでしょう。

 
では実際のところどれくらいの方が自分のクルマの指定空気圧をしっかり把握しているのでしょう? JAFは先日、会員を対象に実施した「タイヤの空気圧に関するアンケート」の結果をまとめました。それによると、なんと36%の人が自分の車の指定空気圧を知らず、また推奨されている毎月1回の空気圧チェックを行っているのは14%に満たないということが分かりました。

 
そして、このことが要因と思われるデータがJAFのロードサービス救援件数の変化にも表れているのです。JAFが近年扱ったロードサービスに関して、総実施件数は減少しているのに対して、タイヤのパンクによる救援が増加してます。なぜこういったことが起こっているのか? その要因として考えられるのが、フルサービスのガソリンスタンドが減り、セルフ式ガソリンスタンドが増加したということなのです。が考えられるのです。

 
以前のように、フルサービスのガソリンスタンドを利用していた時には、ドライバーは意識していなくとも、ガソリンスタンドのスタッフがタイヤの空気圧に注意を払ってくれました。それは親切ではなくタイヤの交換のためのセールストークであったとしても、ドライバーにとっては有益なもの。タイヤの空気圧をゲージではかり、減っていれば空気を入れてくれました。

 
また、タイヤにスリップサイン(トレッド面の溝部分で周囲よりも一段高くなった部分。タイヤの溝が1.6ミリ以下になると、表面に露出してそのタイヤの限界がきたことを警告するサインのこと。)が出ていれば、減っていることを教えてくれ、そのまま交換してもらうこともできたでしょう。ドライバー自身がタイヤのコンディションを意識していなくても、フルサービスのガソリンスタンドを利用することで、結果的に未然にタイヤトラブルを防いでいたわけです。こういったチェックしてもらう機会が減ったことでタイヤに関するトラブルが増えたのだと考えられているわけです。

 

 

タイヤのコンディションの基本 空気圧のチェックと補充方法

 
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装着しているタイヤをあらためてチェックしてみましょう。まずは空気圧です。エアーゲージを持っていないのなら、セルフでもいいのでガソリンスタンドにいってみてください。お店にはまず間違いなくタイヤ用の空気入れが用意されているはずです。それを使用することで空気圧のチェックと、補充が行えます。

 
最近多いデジタル式の空気入れなら、まずボタンなどで設定数値を入力します。単位はほとんどがKpa(キロパスカル)。クルマに貼ってある指定空気圧のシールを確認してその通りに設定して下さい。設定できたらタイヤのエアバルブを外して空気を入れます。指定しておいた空気圧だけ空気が入ると、ENDの表示や電子音で終了を教えてくれ空気の注入は完了です。

 
昔ながらのアナログ式の場合でも基本は一緒。空気圧の単位はkgf/cm2となっているとおもいますが、クルマの指定空気圧(Kpaといっしょに併記されています。)通りにダイヤルを回して最初に設定してください。その後タイヤに空気を入れ続けると、設定値の空気圧に達した時に「キン、キン、キン」などという音が機械からなって知らせてくれます。それで注入完了です。意外に簡単ですね。

 
もしも、タイヤの空気圧が規定値よりも低い状態で走行し続けるとどうなるのでしょう? そんな状態で走行すれば、まず操縦性が悪くなります。ハンドルが左右に取られたり重くなったりふらつきの原因になります。また、走行時の抵抗が増すので燃費も悪くなってしまいます。さらに、タイヤがつぶれた状態で走行するので摩耗が進み、タイヤの寿命も縮めてしまうでしょう。

 
そして高速道路を走った場合などタイヤへの負荷が増えるシチュエーションでは、大きくタイヤがたわみ、そのことによる異常発熱が起こって最悪はバースト(破裂)を起こします。高速道路の走行中に、タイヤがバーストなんてことになれば、それは即大事故につながることはいうまでもありませんね。こういったことを防ぐには月に一度は定期的に愛車の空気圧のチェックをする習慣をつけておくべきでしょう。
 

 

タイヤの溝が4.0mm以下になったら 安全を考えてタイヤを交換しよう

 
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次に減り具合のチェックです。タイヤのサイドウォール(タイヤの側面、ブランド名などが書かれている部分)を良く見て、縁の部分に三角形のマークを探します。そのマークの指し示す延長線上、タイヤのトレッド面を見ると、溝の中に一段盛り上がっているところがあるはず。それがスリップサインです。

 
その盛り上がっている部分とタイヤのトレッド面が同じ高さになっていた場合(溝の残りが1.6mm未満。)はタイヤの寿命です。またタイヤにひび割れなどがあった、異物が刺さっていたという場合も、溝が残っていたとしてもタイヤは即交換です。すぐに自動車ディーラーや、カー用品店、フルサービスのガソリンスタンドに赴きタイヤを替えましょう。溝の残りに関しては、目安としては4.0mm以下となったら交換を検討するべきです。

 
そもそもスリップサインの出た状態で走ること自体道路運送車両の保安基準で禁止されています。そこまで達した状態で走行してしまうと、当然タイヤのグリップは期待できず、タイヤの排水性も大きく低下してしまい雨が降れば簡単にスリップしてしまいます。

 
高速道路などでは、ハイドロプレーニング現象を起こす可能性もあります。ハイドロプレーニング現象とは、高速走行中にタイヤの排水が間に合わず水の上に乗り上げてしまいハンドルやブレーキが効かなくなってしまう現象です。クルマのコントロールができないので、事故に直結する危険な状態です。

 
そんなことも点検を習慣づければ防げるはず。もはやガソリンスタンドに任せていればよいという時代ではありません。自分自身で積極的に点検を行いましょう。なじみのセルフのガソリンスタンドの設備、もう一度チェックしてみてください。空気入れがきっとあるはず。給油のついでに空気圧のチェックと補充を行って未然にトラブルを防ぎ、安全なドライブを楽しんでください。