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カーシェアリングで クルマとの付き合い方が変わる

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日本は、他の国に比較すると保険や税金、駐車場などクルマにかかる維持費が特に東京などの都市部に関して非常に高いと言われています。だからなのか世界に名だたる自動車生産国なのにかかわらず近年自動車の販売台数は年々確実に低下しています。
 
また、米IBMによる調査報告では、主要な先進国の中で日本は最もクルマに対する関心度が低いという結果となりました。これもクルマを持つのが難しいからというのが根本の理由の一つなのではないでしょうか? 実際身近な若い人たちを見ても、経済的な理由やクルマ以外の関心ごとが多いためか免許取得にさえ興味がない(もちろん地域差はあるでしょうが。)という人も珍しくありません。
 
でも、関心がなくとも生活をする上でクルマが全く必要ないというわけでもなく、いくら公共交通機関が発達した都市部であっても、時に必要なときもあるでしょう。でも、そうそう使わないのにそのために高いコストを払ってクルマを所有するのは無駄というか経済的に厳しい…。そう考える人に便利なシステムとして、今、人気を集めているのが「カーシェアリング」です。
 
 

クルマを所有するよりもずっと便利で経済的!

 
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カーシェアリング(英: carsharing)とは、一般に登録を行った会員間で特定の自動車を共同使用するサービスないしはシステムのこと。自動車を借りるという面ではレンタカーと近い存在であるが、一般にレンタカーよりもごく短時間の利用を想定しており、利用者にとってはレンタカーよりも便利で安価になるように設定されていることが多い。(出典:Wikipedia)

 
あらかじめ会員登録をしておけば、必要な時に好きな時間だけクルマを利用できて、面倒な手続きもいらず短時間でも手軽に利用できるという便利なサービスです。料金も使った分だけですから経済的。週に一度しか乗らないのに、1か月分の駐車場料金を払うなどという無駄がなく、月々の保険代(利用した際の費用に保険は含まれています)も、税金もかかりません。旅先や出張先でクルマが必要になったときにも簡単に利用可能で、他の交通機関と組み合わせることで、より利便性の高い移動が可能となるのです。
 
街中を注意していると“わ”ナンバーのクルマのウインドウにカードをかざす端末が設置されているものを見つけることができます。そのクルマがカーシェアリングの車両です。また、コインパーキングなどを見ても、カーシェアリング用のスペースが別途設けられているスポットが徐々に増えてきています。普及が進んでいるのは間違いないようです。
 
今後の見通しも明るいようで矢野経済研究所によると、2020 年の日本のカーシェアリング市場規模は大きく拡大し、ユーザー支払金額ベースで295 億円が予測されるとのことですからこの流れはさらに加速してゆくのでしょう。ちなみに筆者も某大手カーシェアリングサービスの会員に登録しています。
 
 

乗り捨てができるカーシェアリングサービスが始まる!

 
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そんな人気が高まっているカーシェアリングですが、利用者として不便な点もあります。それはクルマの乗り捨てができないこと。
 
例えば目的地までカーシェアリングのクルマで行き、何か用事を済ますとします。その場合クルマでの移動時間が例えば1時間で、用事の時間が3時間なら往復を含めクルマを5時間借りなくてはいけません。料金も5時間分です。用事の時間が3時間以上かかるかも…、という場合はさらに多く見積もり6時間分くらいの予約しておかなければなりません。つまり、クルマを使用していない3時間~4時間分の時間も利用時間になり、料金として払わなくてはならないのです。
 
でも、乗り捨てが可能であれば、例えばまず目的地までの行きの行程に1時間分クルマを借りて目的地でクルマを乗り捨てます。そして時間を気にせず用事を済ませ、帰りはまたそこからクルマを新たに借り出発地に帰りそこでまた乗り捨てればいい。これなら料金は計2時間分で済み、また帰りの時間を気にしながら用事をこなすといったあわただしい思いもしなくて済むわけです。
 
また用事にかかる時間を多目に見積もってクルマを予約していたのに、肝心の用事が早めに済みクルマを予定よりも早く返せるとなっても、料金は予め予約しておいた時間分の金額を払わなくてはなりません。かといっての残っている時間分を意味なく走るのは時間の無駄。カーシェアリングはとても便利なのですが、このように常に時間のことが頭をよぎってしまうのです。利用していても、こういった余計なストレスがあるという点に筆者は、多少の不満を覚えていました。
 
でもそんな不満を解消するようなサービスが今後展開される見通しなのだとか。そのための実証実験が2016年12月20日から、国土交通省が実施の「道路空間を活用したカーシェアリング社会実験」としてはじまりました。これは全国初の社会実験で、千代田区の地下鉄大手町駅に近い国道上に、カーシェアリングステーションを設置し公共交通との連携や、利便性を検証するというもの。この実験に使うクルマは、1人乗りの超小型EV車で、現状都内の89カ所に設置されたステーションに、どこでも乗り捨て可能なワンウェイトリップ方式となっています。
 
 

実証実験は2017年12月までの限定

 
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タイムスカープラスへの入会が必要ですが、登録はネットなども行えるので、興味のある人は是非会員登録してみてはいかがでしょう。https://plus.timescar.jp/
「東京サンケイビル」内の無人入会機を利用すると通常1550円のカード発行手数料は無料となり、月額基本料金も3ヵ月無料(通常1030円/月)となるそうです。
 
残念ながら現在は都内での実施になりますし、またこの実験は2017年12月までの1年間限定ですが試してみる価値はあるでしょう。それに本格的なサービスがはじまるかどうかはこの実験にかかっているわけですからそれに貢献できるかもしれません。この結果を受けて手ごたえがあれば新たなサービスとしてきっと新しいカーシェアリングが展開されるでしょう。そうなれば、私たちとクルマとの付き合い方も大きく変わるでしょう。期待大です。
 
深夜残業で終電がなくなってしまった! タクシーは高いしどうしよう? となっても、じゃあカーシェアリングでクルマを借りて自宅地宅のステーションに乗り捨てればいいか! なんてことが近い未来、できるようになる…、といいですよね。