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おなじみの日本の街の風景に もうすぐ新しい顔が加わる

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ニューヨークならイエローキャブ、ロンドンだったら背の高いロンドンタクシー、東京では4ドアセダンのトヨタのコンフォートでしょうか?駅や空港などランドマークの路上を埋め、街の風景の一部にもなっているのが各国の個性的なタクシーたちです。

 
ニューヨークやロンドンとは違って東京のタクシーは比較的地味な存在ですが、その料金の高さとサービスのよさでは世界に知られています。日本に旅行に来てタクシーに乗り、自動ドアを見て驚く海外の旅行者も多いといいます。確かに日本的な素晴らしいサービスなのでしょう。そんな日本のタクシーが作る街の風景に、もうすぐ新たな顔が加わるようです。その新顔タクシーとはトヨタの「JPNタクシー」です。

 
 

セダンではないミニバンスタイルのタクシーがこれからの主流に?

 
JPNタクシー

出典:TOYOTA

 
この「JPNタクシー」は2017年の発売がアナウンスされています。つまりもうすぐ街を走り出すわけです。ちなみにすでにその姿は2015年の東京モーターショーでお披露目されていますので、その会場で見たことのある方もいるかもしれません。その見た目はとてもユニークなものになっていて、従来のベーシックな4ドアセダンではない、いかにも居住性の高そうなロンドンタクシー風のミニバン型です。確かにセダンよりも居住性や乗り降りのしやすさではミニバン型のほうが優れています。タクシー専用車種にはぴったりなのでしょう。実はすでにライバルの日産ではミニバンのバネットをベースとしたNV200タクシーを発売していますから、このトヨタのミニバンタクシーが走りだせば、昔ながらの4ドアセダンのタクシーで埋め尽くされた東京の街の風景も一変するかもしれませんね。
 
このタクシーの特徴は環境に与える負荷の低減が考慮され、超高齢化社会にマッチした新時代のデザインが導入されているということ。例えばお年寄りや小さなお子さん、体の不自由な方にも乗り降りがしやすいような低い床になっていて、ドアには大きな開口部を持つスライドドアが採用されています。
 
さらに、車椅子乗車にも配慮された広い車内空間も大きな特長となっています。こういった特徴は誰にとってもありがたいものになりますね。
 

そして、その動力には従来のガソリンやLPGガスを使った通常のエンジンではなくタクシーの走行パターンに適した環境性能と高い経済性持つLPG(液化石油ガス)ハイブリッドシステムを搭載するとのことです。LPGエンジンは、ガソリンや軽油と比べて燃料が安価な上、排気ガスがクリーンでエンジン音も小さいという特徴を持っています。そのLPGエンジンをハイブリッド化しているのですから、より人と地球に優しいタクシーになってくれるのでしょう。もちろんタクシー専用車両として開発されていますから、長距離の使用に耐える優れた耐久性も考慮されているはずです。乗り心地に関してはプリウスのタクシーの評判があまりよくないようですので、その辺も改善されていることを期待したいですね。
 
 

疑問?タクシーはどれくらい走ると廃車になるのか?

 
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ところでタクシーの長距離走行に耐える耐久性、と言われてもどれくらいの距離が想定されているのでしょう?それに関しては現在街を走っているタクシーがどれくらいの距離使われているのか、という点から考えてみるといいかしれません。ということで、調べてみました。
 
すると一般的に大手のタクシー会社では30万から50万キロを走ると車両を入れ替えているようです。一般的な自家用車であれば10万キロも走れば相当使い込んだと感じますが、それと比較すると相当な距離を走っているのですね。あらためて国産車の優秀さに感心しますが、でも、これも日常点検を徹底し、メンテナンスも欠かさないからこそ可能なのでしょう。
 
また、これだけの距離を走っていても使用期間的には10年以下がほとんどですから、経年による劣化は少ないはずです。
 
では、それだけの距離を走ったらタクシーは廃車されるのでしょうか?実は、そこから中古車として地方や海外へ売られたり、分解され部品として販売されているようです。海外のドキュメント映像などを見ると、日本のカラフルなペイントのタクシーが、そのままのカラーで走っているシーンが写ることもあります。そういったクルマたちさすがにエンジンは相当にくたびれていると思うのですがどうなっているのか?気になりますね。また、まれに個人が購入して自家用車として使用されるケースもあるのだとか。
 
個人でタクシー車両の中古車を買うことはできるのか?気になってみたのでネットを検索するとそんな中古タクシーを販売する専用サイトも簡単に見つかります。そこに並ぶ中古車を見てみると走行距離が50万キロや、60万キロといったかなりの距離を走行したものも普通に取引されているようなのでこれくらいの距離は問題ないと考えていいのでしょう。想像以上の耐久性ですね。
 
とはいえハイブリッドカーとなるとそんなに走れるのかな?と疑問も。しかし、最近はタクシーとして使われているプリウスもよく見かけます。コスパを考えれば従来のタクシー車両よりも大きく耐久性が劣るものが使われるとは考えられませんから同程度の耐久性期待できるはずです。
 
じゃあハイブリッドカーの耐久性の上限は?と調べてみるとこんなトピックが見つかりました。それは、オーストラリアのトヨタのフェイスブックで、先日2代目プリウスタクシーが2007年の営業開始から累計走行距離で100万キロに到達したという発表がされたというものです。なんと100万キロです!地球25周分です!すごいですね。
 
キチンとメンテナンスを施せば、プリウス、つまりハイブリッドカーはそこまで走れるということが証明されたというわけです。ということは新たに投入されるハイブリッドのJPNタクシーも相当な距離を走ることができるだけの耐久性があるはずです、もうすぐ街中でお目見えするでしょう、見かけたら是非乗ってその乗り心地なども試してみたいですね。
 
 

自動車走行距離の世界記録は地球120周分!

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タクシーの走行距離が50万キロ超という事が分かったところで、では世界一の距離を走ったクルマとはどんなクルマで、その距離はどれくらいなのかという疑問がわきました。こちらも気になったので調べてみると、ボルボ・カー・ジャパンが2013年にニュースとして、こんな情報を発信しています。
 
個人が1台の乗用車で走行した距離の世界記録保持者であるアーヴ・ゴードン氏と愛車の1966年製ボルボP1800が、自ら持つギネス記録を更新して300万マイル(480万kキロ)を走破したということです。なんとこれは地球を120周分の走行距離に相当します。クルマはキチンとメンテナンスをしていればそこまで走ることができるんですね。このニュースは3年前のものですから、現在はさらに記録が更新されているかもしれません。