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処分するクルマ、カーオーディオ カーナビは外す、外さない?

業務用のトラックやバンは別として、自家用のクルマには大抵オーディオかカーナビが装着されていますよね。純正ではじめから装着されていたもの、メーカーオプションやディーラーオプションで追加したもの、またはクルマ購入後にカー用品店や専門のオーディオショップで装着してもらったものもあるでしょう。中には自分で手間をかけてカーAVシステムを組んだという方もいるかもしれませんね。
 
オプションで装着した高価なカーAVシステムやカーAVメーカー製のハイスペック(装着当事は)なオーディオ、カーナビだった場合、クルマ同様にきっとそれなりに思い入れもあるはずです。それが自分で取り付けたものならなおさら。
 
でもカーAV機器は基本的にクルマと一体になっているもの。もし、クルマを廃車または下取りなどに出すとなった場合、そのカーAV機器、あなたは取り外しますか?それともそのままクルマと一緒に処分しますか?その判断って、なかなか難しいところですよね。
 
 

例外を除いて純正カーAV機器は転売価値が期待できない!?

 
robhillphoto070600056.jpg - close up detail of a classic car at a car show
 
もし、そのクルマに装着されているのが中途半端に古い標準装着のメーカー純正のオーディオであれば、その価値はほぼゼロ。なのでわざわざ取り外しても、売れる可能性は低いでしょう。そのままクルマと一緒に処分してしまっていいと思います。
 
それが、たとえ高価な純正オプションのオーディオシステムであっても厳しいですが同様です。価値はほとんど期待できません。なぜなら汎用性がないからです。
 
メーカー純正、またはメーカーオプションのカーオーディオ、カーナビはそのクルマ専用に設計されているものが多く、デザインもそのクルマの内装やダッシュボードにあわせているものがほとんど。つまりは同じ年代の同じ車種にしかほとんどの場合マッチしないのです。他車に流用はきかないのでそのニーズがとても少なく、オークションなどに出品しても、それなりに年式の新しいクルマのものでない限りは売れる可能性は低いです。
 
ただし例外はあります。それは処分するクルマがすでにヒストリックカーレベルの旧車であった場合です。中途半端ではなく、とても古いものであれば逆に価値があるのです。
 
なぜならルマだけでなく、それ自体がすでにアンティークとしての価値を持っているということ。例えばハコスカやTE27レビンなどのような人気車種でなくともです。
 
古いクルマを新車当事のようにレストアしたいという方にとって、今時のカーオーディオはクルマのイメージにマッチせず、インテリアの雰囲気を壊してしまいます。できれば同じ年代のラジオを装着したいと考える人も多く、そのため、当事もののラジオはとても貴重なアイテムなのです。
 
そのため、それが完全動作品でなくとも売れる可能性があります。中には外装だけクラシックラジオで中身を最新オーディオに改造してしまうというツワモノもいるそうです。
 
いったいどれだけニーズがあるのか、ためしにネットオークションサイトなどで“旧車 カーラジオ”などで検索してみるといいでしょう。数は少ないですが数万円以上に値段で取引されているものが見つかると思います。そういった市場がちゃんとあるのですね。
 
ただし、価値はあるといってもそのニーズ自体は決して多くありません。売れるまでに時間がかかる可能性は高いですが。そういった特別なケースなら、そのまま処分するのはもったいないので、取り外して売る価値はあると思います。
 
 

そもそも純正のカーAVシステムは取り外すことが難しい

 
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廃車ではなく下取りや買い取りに出す予定のクルマの場合は、査定への影響がどうなるのかというのも気になりますよね。まずなにより、買い取りや下取りを検討しているなら、カーAVシステムの取り外すかどうかの判断は査定前にしなくてはいけません。
 
もし査定後に勝手にオーディオやナビの取り外しを行ってしまうと無用なトラブルを招く可能性がありますので気をつけましょう。少なくとも「オーディオやナビは取り外した後にクルマを処分します」とあらかじめ伝えるか、取り外した状態にしてから査定に出すべきです。
 
で実際はどうなのかというと、査定への影響は、よほど高価なオプションのオーディオシステムでない場合ほとんどないか、あったとしてもわずかといわれています。だったら、カーAVシステムは外して別に売ったほうが、トータルではお得ということになるのでしょうか?
 
たしかにそういえるのですが、そうは簡単にいきません。そもそも、標準装着のオーディオやナビの場合、今時のクルマはインテリアと一体化していることが多く、取り外し自体が困難です。
 
もちろん外せないことはありませんが、ただはずして穴が開いた状態にすれば確実に査定に響きます。キチンとオーディオレス状態に復帰してあれば、査定への影響は少ないですが、そうなってないと大いに問題です。
 
そんなクルマに、後からカーAVメーカー製のナビやオーディオを装着すること考えると、オプションの取り付けキットやパネルも必要になる。つまりクルマを購入する側にしてみれば転売に余計なコストがかかるわけですね。査定額を引くのは当然のことです。
 
ではインテリアとは一体型でないシンプルな汎用タイプの純正オーディオなら?それならば外してもクルマの価値にもほとんど影響しないでしょう。取り外してもインテリアへの影響もほとんどありませんし、中途半端に古い、例えばMDデッキなどであればむしろ無いほうがありがたいですしね。なので別に処分してもかまいません。
 
ただし、はずしたそのカーAV機器にはそれほどの価値は期待できません。純正オーディオが故障してしまった方や、中古でオーディオのない状態でクルマを購入した方のニーズくらいしか期待できないので価値は微々たる物。
 
ネットオークションなどであらかじめそのオーディオやナビユニットにニーズがあるのか調べてから判断したほうがいいでしょう。いまだMDを愛用しているという人もいるのであるいは売れるかもしれません。
 
 

市販の高級オーディオやカーナビシステムなら別途処分の価値あり

結局、クルマを処分するときには、オーディオやナビには何も手をつけずにそのままにしておくのが正解ということなのでしょうか?基本はそうです。
 
ただ、例外もあります。それは、そのカーオーディオやカーナビがディーラーオプション品や市販品で、それなりの新しいか、もしくはハイスペックモデルであった場合です。
 
汎用性があるそういったアイテムなら、別の車種にも装着が可能。つまり転売価値が期待できるわけですね。特に高級オーディオユニットの場合は、メインユニットやアンプ、スピーカーなどいずれもモデルサイクルが長く、商品価値が下がりにくい。それに中古に対するニーズもあります。
 
なので、ネットオークションに出品せずともそういったものなら買い取り専門店でも購入してもらえるはずですし、そもそもオーディオとしてのスペックは十分魅力的なのですから次に購入するクルマに移植するというのもありですね。
 
ただ、カーナビの場合はちょっと判断が難しいところです。比較的新しめのモデルや、PNDなどポータブルタイプであれば転売価値も期待できます。
 
しかし、市販のカーAVメーカー製モデルは製品投入のサイクルが早く、すぐに陳腐化してしまう上に、地図データの更新にも費用が別途かかる。その点がネックで、中古で購入することにあまりメリットがないのです。中古の市場価格が低めであれば、次のクルマに移植するというのがいいかもしれません。
 
いずれにしても、取り外す手間と、買い取り価格の相場などリターンのバランスを見極めて、冷静に判断すべきかもしれません。また売らずに次のクルマへ移植するという場合も、ディーラーなどで取り付けに対応してもらえるのか、カー用品店ではいくらくらいの工賃がかかるのかなど、その辺まで、キチンとチェックしておきましょう。