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事故車の基準が会場で違う?

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事故車の基準はオークション会場によって異なります。A会場で事故車と判断されたものが、違うBオークションでは無事故車と判断されることはよくあります。基準が場所ごとに異なる理由、基準が異なるために引き起こされる被害をご紹介します。

 

目次

  1. 事故車基準がオークション会場によって異なる理由
  2. 統一基準の追求が終わってないからこそ巻き起こるトラブル
  3. 安心して購入するためには

 

事故車基準がオークション会場によって異なる理由

事故車の基準が会場で違う?各会場でオークション基準がバラバラで、独自ルールを作り上げているので事故車の判断に統一性を持たせることができません。

 

“事故車”の定義は自動車公正取引協議会、日本中古自動車販売協会連合会、日本自動車査定協会の3団体で統一基準が作られています。

 

会場ごとの値段の揺れを抑制するために日本オートオークション協会から「修理履歴判定マニュアル」というものを発表されました。現状のまま進むと中古車市場に粗悪品しか集まらなくなってしまうと危惧したためです。粗悪な品が集まる状況を回避するために基準を統一しようと働きかけています。しかしこれらを踏まえた上で各オークション会場が独自なルールを作成しています。

 

各オークションの基準が非公開なことも事故基準の統一性を生み出すことができない理由の1つです。オークション会場の基準は殆ど非公開になっていて会員しか知り得ることができません。もし会員が第3社に基準を話したらペナルティーの対象になってしまいオークション参加に支障がでてしまうので誰も喋りません。オークションの秘密主義の側面も基準差異を産み出していると言うことができます。

 

細部まで指定されたルールが存在しないので事故基準が会場ごとに変わってしまいます。判断がつきにくいほどダメージが微妙な車両がオークション会場に大量に売りに出されています。明確に”事故車”と判断できるほど傷ついている場合はいいのですが、会場には事故車になるすれすれのものが出品されていて判断が非常に難しいです。オークション毎の独自ルールと併せて基準の差異が産まれます。

 

統一基準の追求が終わってないからこそ巻き起こるトラブル

「修理履歴判定マニュアル」を用いて統一基準を生み出そうする試みは素晴らしいですがまだまだ改善の必要があります。

 

例えばAオークションに修理歴判定4点の「事故車」ではない自動車を仕入れました。しばらく展示していたのですが買い手がなかなかつかず、仕入元のAオークションで処分することに決めました。ところが再びもちこんだAオークションに「事故車」と判定されてしまいました。もちろんオークションに持ち込む間の期間に車両は事故に巻き込まれていません。オークション会場の基準の曖昧さを表すと同時に「修理履歴判定マニュアル」が完璧でない事を表すエピソードです。

 

余談ですが最近はオークションに出品されたことがある自動車が、以前と違い悪い評価点がついた場合は修正するという事例もあります。いち早く統一基準の整備を望みたいです。

 

判断基準が違うことで中古車売買の際にトラブルが起きることがあります。ただの一度の事故も受けてないと思って購入した自動車が、買取り査定の際に「事故車」と認定されてしまうケースがあります。

 

例えば自動車のフレームを修理したとしましょう。これは”修理歴”に該当しますがそれぞれ独自の基準を持っているのでAオークションでは事故車扱い、Bオークションでは事故車としては扱わないことが往々に起きます。事故車なのにも関わらず非事故車としてオークションに出ていた場合、落札する中古車販売店も事実に気づかないのでやっかいです。このような購入トラブルを未然に防ぐために統一基準がいち早く作り上げられることが必要です。

 

事故車にも関わらず“事故車”として販売しない詐欺のようなトラブルもあります。事故車とは言うもののダメージの大きさだけでも様々なケースがあります。

 

修復歴のある事故車と判断する条件は基本フレームなど自動車の基礎に当たる9つの部分に補修・修正・交換があることです。

 

したがってどんなに大事故を起こしてもドアの交換だけで済めば事故車として扱われません。業者によってはこの盲点を利用して、現実に事故を起こした自動車を無事故車として販売します。ルールは守っていても後のトラブルの火種になるので事故車の明確基準が徹底されることが必要です。

 

安心して購入するためには

事故車の基準が会場で違う?中々、統一された明確な基準が無い以上オークションを安心利用するには基準を一般にも広く公開しているところを利用するのが良いでしょう。評価基準の方法外装の傷の基準内装評価基準修理歴の定義を明確にしているような業者ならば上記で紹介したトラブルをかなりの確率で回避することができます。

 

残念ではありますが事故車査定基準を公にしていないオークションの場合ですと上記であげたようなトラブルに巻き込まれる可能性があります。WEBサイトに公正明瞭に評価基準を出しているところならば小規模オークションより信頼が高まるでしょう。基準を身内だけの秘密にしているオークションより安心して利用することができます。