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新車・未使用車

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中古車販売の時に広告などでもよく目にする「新車・未使用車」。自動車オークションで購入できる新車・未使用車には、ほかの自動車にはない特徴があります。

 

今回はそのメリットについて、そしてそれに伴って発生するデメリットについて論じていきましょう。

 

目次

  1. 新車・未使用車とは
  2. 未使用者のメリット
  3. 未使用車のデメリットは?
  4. 未使用車の買い方

 

新車・未使用車とは

まずは新車・未使用車の定義から説明したいと思います。新車とは簡単に言えば、初めてナンバー登録される車、あるいは未登録の状態の車のことを指します。

 

製造から5年経っていても、ナンバー登録がされていない限りは新車です。ナンバー登録がされた車には登録番号が定められ、ナンバープレートが交付されます。

 

ナンバープレートとは車の前面および後面に張ってある「横浜●● さ××-◆◆」などと書いてある板のことです。この板の交付を受けていない、もしくは初めて受けるのが新車です。

 

一方、未使用車とは新車としての登録がすでに終わっており、ナンバープレートの交付もすでに受けているものの、誰も使っていない自動車のことを指します。当然、誰も使っていないので車のモノ自体は新車と何も変わりありません。このような未使用車を「新古車」と呼ぶこともありますが、ここでは「未使用車」という名称で統一して読んでいきます。

 

未使用車が発生する理由は複数あります。たとえば、ショールームに展示されている車は、その展示が終わったあとは未使用車として市場に出ていくことがあります。また、カーディーラーが自分の店で一度購入した新車を、ユーザーが改めて購入するというケースもあります。

 

わざわざカーディーラーが自ら自動車を購入することに何のメリットがあるのだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はカーディーラーの販売台数が一定量に達した場合、そのカーディーラーには自動車メーカーから報奨金が支払われることがあります。

 

そのため、販売台数を増やすためにカーディーラーが自ら自動車を買いこむケースは少なくありません。また、カーディーラーの都合ではなく、メーカーの都合で未使用者が発生するケースもあります。シェアを確保し、販売実績を作るために未使用車が増えたとしても委細構わずに数字をかさ増しするケースもあるようです。

 

特に年度末の3月には未使用車が大量に発生しますが、それ以外の時期にも一定量の未使用車が発生します。そしてこの未使用者には、新車にはない様々なメリットがあるのです。

 

未使用者のメリット

新車・未使用車未使用車の一番のメリットは、新車よりも安い値段で買えること。

 

通常、新車購入時には自動車重量税自賠責保険などの諸費用が掛かりますが、未使用車はすでにそうした費用は前のオーナーが支払い済みですので、新車を購入するよりもかなり安い価格で買うことができます。また、車体価格自体も新車より安くなるケースが多いようです。

 

新車でも未使用車でも車両の状態は変わらないのだから価格にも差がつかないのではないかとも思いますが、この辺は「新品=いいモノ、中古品=傷物」と考えがちな人間の心理が働いているのかもしれません。なにはともあれ、未使用車は安く購入できるというのが最大メリットです。

 

ただ、最近は未使用車と新車との価格差は縮まってきているとも言われています。未使用車は安いということがあまりにも有名になってしまったために、それを求める人が増えてしまい、結果として需要が高まり価格もそれにつられて上がってしまったのです。

 

とはいえ、未使用車が新車よりも安いということには変わりありません。今後ますます未使用車と新車の価格は詰まっていくでしょうから、購入するならば今が絶好のチャンスかもしれません。

 

未使用車の二つ目のメリットとしては、すぐ乗れるということが挙げられます。通常、新車を購入した後には納車まで一定の期間がかかります。オプションやカラーを選択してから工場で製造するまでの期間、車庫証明の申請、印鑑証明書などの収集にかかる期間、さらには陸送にかかる時間などを考慮すると、新車の納入には最低でも2週間、長ければ数カ月はかかると考えていいでしょう。

 

一方、未使用車はすでに生産済み・登録済みなので陸送や生産にかかる手間が省け、早く乗ることができます。

 

また、車検期間が残っているというのもメリットです。もちろん、3年分まるまる車検が残っているわけではありませんが、それでも車検切れの車を買うよりはよっぽどお得で経済的です。

 

未使用車のデメリットは?

新車・未使用車さて、このように一見いいことづくめの未使用車ですが、もちろんデメリットがないわけではありません。

 

未使用車の一番のデメリットは、メーカーオプションなどを注文できないということ。また、カラーなどについても選択することはできません。

 

基本的に未使用車は展示用、あるいはただ販売実績を作るためだけに登録されるものなので、メーカーオプションなどはついていないシンプルな仕上がりになっているケースが大半です。

 

純正カーナビやGPS機能など、高級なオプションがついている未使用車の数はあまり多くありません。たまにオプション付きの未使用車もありますが、基本的にはそうした車がほしいなら新車を買った方がいいでしょう。ちなみに、未使用車に多いカラーはグレー、白、黒などの地味なものです。

 

ようするに未使用車の購入の際にはあれこれ注文を付けることはできないというわけです。新車を注文住宅とするならば、未使用車は建売住宅に近いといえます。あらかじめ用意されているものの中から選ばなければならないため選択肢は狭くなりますが、その見返りに価格が安くなるものだと考えておけばいいでしょう。

 

また、ワンオーナー車でなくなるというのもデメリットといえばデメリットです。購入時点ではあまりデメリットに感じられないかもしれませんが、その後買取や下取りに出す際に、ワンオーナー車とそうでない車では買取・下取り価格に差がつくことがあります。ただ、最近はワンオーナー車でないという理由で買取・下取り価格を大幅に下げられることはあまりないので、気分の問題と言えるかもしれません。

 

最後のデメリットとしては、新車と比べると車検期間が短いことが挙げられます。メリットの欄に「車検期間が残っている」と書きましたが、逆にいえば「その車検期間は新車と比べると短い」ということもできます。仮に登録から1年経ってから未使用車を購入した場合、車検期間は残り2年(24か月)ということになります。

 

未使用車の買い方

これらのメリットとデメリットを踏まえたうえで、未使用車の買い方を検討してみましょう。

 

新車と価格を比較する

新車と比べてどの程度安くなるのか、あらかじめ見積もりをお願いしましょう。中古車オークションの場合は中古車オークション代行業者に見積もりを依頼することになります。その価格が新車と比べて十分に安いものであると納得がいったならば、未使用車を購入するといいでしょう。

 

オプションやカラーを確認する

前述のとおり、オプションやカラーは未使用車では基本的には注文できず、あるものの中から選ぶということになります。自分のニーズに合った未使用車が見つかりそうかどうか、事前にオークション代行業者に確認しておきましょう。

 

車検の残り期間をチェックする

仮に登録から2年9カ月たった未使用車の場合、車検期間の残りはたったの3カ月です。後になってあわてることがないように、事前にチェックしておきましょう。

 

傷などをチェックする

展示用に使われていた未使用車などは、場合によっては車体の表面に細かい傷がついているケースがあります。そのあたりのチェックは事前に行っておきましょう。とはいっても自動車オークションでは自動車ユーザーが直接下見を行うことはできないので、そのあたりはオークション代行業者に委託してください。

 

これらの事項に気を付ければ、品質のいい未使用車をお得な価格で購入することができます。みなさんもいい未使用車に出会えるまで、粘り強く探してみてください。