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現状販売(整備無し)

中古車整備

よく聞く言葉ではありますが、意外とその細かい意味については知らない人も多い現状販売

 

今日はこの言葉の意味、現状販売車の魅力などについて解説していきたいと思います。

目次

  1. 現状販売とは
  2. 現状販売のメリット
  3. 現状販売のデメリット・注意点
  4. 現状販売で買うのに向いている車・向いていない車

 

現状販売とは

現状販売とは、その名の通り車をそのままの状態で販売する、ということです。いいかえれば、納車する前に整備はしませんし、納車した後に故障があったとしても一切関知しませんよ、という意思表明です。

 

たとえば、納車してから500m走ったところで車が故障して動かなくなったとしましょう。この場合でも一切保証しないのが現状販売です。

 

現状販売と整備渡し

最近の車はだいぶ壊れにくくなりました。長年車を乗っているけれど、一度も自ら修理に車を出したことなんてないよ、という方も少なくないでしょう。

 

それ自体はいいことなのですが、それにより「車はいずれ壊れる物」という当たり前の認識を持たない人も増えてきているようです。そうした人は概して現状販売を望むようですが、上記の通り現状販売はかなりリスクの高い購入方法です。

 

もちろん、うまく使えば現状販売はとても有益なものですが、購入直後に即壊れるかもしれないリスクがあるということについてはよく認識しておくべきだと思います。

 

なお、現状販売と対になるものに「整備渡し」があります。整備渡しとはその名の通り納車前に整備をしてから販売する方法のことです。

 

中古車店が現状渡しをする理由

現状販売(整備無し)中古車店が現状渡しをする理由は大きく分けて二つ。一つ目はとりあえず動くけれど、のちのち故障する可能性が大きい車を保証なしでさっさと売り払いたいと考えている場合。もう一つは整備にかける費用や人員がなく、仕方なく整備せずに売るという場合。後者は特に体力がない地方の小型販売店で顕著です。

 

現状販売のメリット

 

価格の安さが魅力

さて、現状販売の一番のメリットはなんといっても「価格が安いこと」。保証にかかる費用を取られないわけですから、当然購入料金は保証有の場合と比べて安くなります。

 

特に古い車や安い車などは現状販売で売られることが多いようです。古い車は言い換えればいつ寿命が来てもおかしくない車です。こういった車はいちいち整備していてはお金もかかりますし、また仮に整備したところで新車のように復活するわけでもありません。そんなことにお金をかけるぐらいならば、最初から保証なしのノークレームノーリターンで安く売った方が業者にとっても合理的だというわけです。

 

低価格の車両に保証はつかない?

また、安い車に保証をつけると、その分価格が高くなってしまいます。安い車が安い車ではなくなってしまうわけです。また、その他、保証が高くなる車(カスタムカーや高級輸入車)なども現状販売で売られることが多いようです。要するに保証を付けると極端に高くなってしまう車は、現状販売で売られることが多いのです。

 

もちろん、現状販売はリスクが高い購入方法です。しかし、現状販売で買うと必ず故障が起きるというわけでもありません。そして故障さえ発生しなければ、保証有で買うよりもずーっとお得です。

 

現状販売のデメリット・注意点

 

保証がないことを知る

現状販売で中古車を購入する一番のデメリットは、もちろん保証がないことです。中古車オークションに流れてくる車は、当然全部中古車です。

 

中古車とはいいかえれば前のオーナーが不要になった車です。不要になる理由はオーナーによってさまざまだと思いますが、その理由の中でも特に多いのが「不具合が起きたから」というものです。こうした不具合を抱えた車は当然整備してから中古車オークションに出品すべきなのですが、中には不具合のある自動車をわざとオークションに出品するあくどい業者もいます。(もちろん不具合のことは隠します)、そしてその車がもしそれなりの値段で売れば大きな利益となるわけです。

 

特に改造車、外車、高級車など、もしトラブルが発生したときの修理代が高くなる車ではその傾向が強いようです。外車や高級車などは高く売れるため、トラブルをうまいこと隠して売れば、それだけ収益につながるわけです。

 

むろんオークション会場やオークション代行業者の事前のチェックは入るのでそうした車は極力排除されるのですが、それでも中には紛れ込んでくることもあります。こうした車を保証なしで買うのは、大変リスクが高いことといえます。

 

そのため、自動車オークションで現状販売の車を買う際には、細心の注意が必要になってきます。代行業者にきちんとお目当ての車をチェックしてもらうことはもちろん、危ないと思った車からは撤退する勇気も必要になってきます。

 

現状販売で買うのに向いている車・向いていない車

 

現状販売に適している車種

現状販売(整備無し)ここでは現状販売向きの車とそうでない車の差について解説していきたいと思います。まず現状販売で買うのに向いている車は、車両本体が10万円台のような超格安車。こうした車は保証を上乗せすると本体価格が高くなってお得でなくなるという理由で、現状販売で売られることが多いです。こうした車はもし買い物に失敗してもそれほど痛手ではないですし、うまく買えばお買い得です。

 

ファミリータイプの車両がオススメ

続いておすすめなのがファミリータイプの車、もしくは軽自動車などで走行距離が少ないもの。前述の通り現状販売の一番のリスクは保証がないことですが、もともと故障の危険が少ない車を購入すれば、そのリスクをグンと下げることができます。

 

そしてそのようなリスクが低いのがファミリータイプの車や軽自動車。これらの車は実用性重視で作られているため整備なしでも今後故障する可能性が低く、前のオーナーも丁寧に扱っていた可能性が高いので狙いどころです。そのほか、人気色ではない車も安いのでねらい目です。

 

そのほか、車体に細かい傷があったり、シートに染みや汚れがあったりなど、車の機能とは関係ないところにマイナスポイントがあるような車もねらい目です。いくら車の外面か傷つこうが機能がしっかりとしていてきちんと安全に走ってくれさえすれば満足だ、という方には、このあたりの車はピッタリと言えるでしょう。

 

現状販売に向いていない車種

逆に現状販売で買うのに向いていない車は高級車、外車、改造車、キャンピングカーなどです。

 

高級車や外車は、いったん故障するとかなりの費用が掛かります。特に外車は整備の際にパーツを海外から取り寄せなければならないことも多いため、費用だけでなく時間まで取られることになります。また、改造車やキャンピングカーなどの車も、やはり修理にはかなりのお金がかかります。要するにスタンダードから大きく外れた車は、現状販売で買うには向いていないというわけです。

 

さて、これまでの説明でご理解いただけたかと思いますが、現状販売は非常にハイリスクなものです。何の知識もなく、ただ安いからという理由だけで現状販売で購入すると、後あと泣きを見ることになります。

 

しかし、逆に現状販売をうまく利用してやれば、整備有の車を買うよりもはるかにお得に購入することも可能です。そしてよいオークション代行業者を見つければ、格安価格で良い中古車を手に入れることができる確率もぐんと上がります。