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整備工場有りは信用できる?

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整備工場とは、その名のとおり自動車を整備する工場のことです。整備の中には分解整備と呼ばれる作業があります。この作業ができるのは国から認可を受けた整備工場だけです。分解整備とは簡単に言えば、ブレーキの分解作業などの一定の技術が必要となる整備のことです。

 
分解整備ができる工場を「認証工場」といいます。また、認証工場のうち設備や技術などが一定の水準に達していると認められた工場については、地方運輸局長が指定自動車整備事業の指定をしています。この指定を受けた工場を「指定工場」といいます。この指定工場がいわゆる「民間車検場」です。

 

目次

  1. 認証工場と指定工場の違いは?
  2. さらに詳しい説明
  3. 認証工場と指定工場の条件
  4. 指定工場は信頼できる?
  5. 認証工場・指定工場の探し方
  6. 有名な自動車整備工場は?
  7. 信頼できる自動車整備工場の見分け方

 

認証工場と指定工場の違いは?

さて、一定の水準を持つ整備工場には大きく分けて、認証工場と指定工場の二つがありますが、サービスを利用する側から見た場合、両者にはどんな違いがあるのでしょうか。

 
まずは認証工場についてです。認証工場とは作業場と作業機械、従業員が一定の規模に達している工場のことです。認定工場では、それと分かるように黄色い看板を掲げています。

 
一方、指定工場は認定工場のうち、さらに厳しい水準を満たした工場です。指定工場になった場合、自動車の点検整備と保安基準適合証の交付が出来ます。これがいわゆる民間の車検です。民間の車検を利用した場合、運輸支局への自動車持ち込みが省略できます。指定工場では、それと分かるように青い看板を掲げています。

 
さて、このように自動車の整備工場には認証工場と指定工場、そしてそのどちらでもない工場の3つがあります。一番ランクが高いのが指定工場で、その次が認証工場、一番下がどちらでもない工場であると考えて間違いないでしょう。

 
「整備工場有り」の広告は、指定工場も認証工場もどちらでもない工場も出すことが出来ます。しかし、認証工場の資格がない工場は、分解整備を自分で行うことが出来ないので、分解整備は外注することになります。これではせっかく工場まで持ち込む意味が薄くなってしまいます。工場に自動車を持ち込む際には、その工場が認証工場なのか否かをチェックするといいでしょう。

 

さらに詳しい説明

maintenanceshop_p02認定工場では車検のための点検や修理は受けられますが、いわゆる民間車検場ではないため、実際の検査は陸運支局で行わなければなりません。もちろん、整備を受けてからの車検になるので間違いなく合格となるでしょうが、認証工場に行って運輸支局にも行くというのは二度手間であるように感じます。万が一車検で不合格となった場合はもう一度工場に持ち帰って整備して、また運輸支局にもっていくという面倒な作業をしなくてはなりません。

 
一方、指定工場では工場内で車検を受けることが出来るため、そのような面倒な作業をせずに済みます。工場内には陸運支局と同じ検査ラインがあり、検査終了後に発行される書類を運輸支局に持ち込めば、車検は終了となります。今どきのカーディーラーなどはほとんどが指定工場を持っているので、そこで車検を受けることが出来ます。

 

認証工場と指定工場の条件

認証工場では人員・面積・設備に関するルールがあります。

 
人員→2人以上かつ全工員の3分の1以上が自動車整備士の有資格者であり、なおかつ整備士の中から整備主任者を1人以上選任する必要がある。
面積→取扱車種により軽自動車整備工場の50.25m²~から普通自動車整備工場の180.5m²~と決められている。
設備→指定された作業機器、テスター等測定機器を用意すること。

 
ようするに人員の多くが自動車整備士であり、なおかつ一定以上の面積があり、さらに決められた設備を所有している必要があるというわけです。

 
一方、指定工場には以下のルールがあります。

 
第二種認定工場以上の設備・技術・管理組織を有すること。
人員→自動車検査員1人と整備士1人を含めて整備工員4人以上、なおかつ整備工員の3分の1以上が整備士であること。
設備→指定された作業機器、テスター等測定機器を用意すること。

 

指定工場は信頼できる?

指定工場となるためには、上記のような国が定めた基準を満たす必要があります。そのため指定工場は基準を満たせるように最新の設備を導入し、また国家資格者を多数取り揃えています。また、万が一車検の基準に満たない自動車を合格としてしまうと、最悪の場合営業停止になりかねないため、運輸支局の検査と比べると基準も厳し目となっています。検査が厳しいため、それに合わせて事前の整備もより確実に行います。

 
そういった意味では指定工場は、認証工場と比べてもより信頼できるといっていいでしょう。もちろん、認証工場でも十分なサービスを提供しているところはたくさんありますが、より確実に車検を済ませたい場合は、認証工場→運輸支局のルートよりも指定工場を選んだ方がいいでしょう。

 

認証工場・指定工場の探し方

前述のとおり認証工場は黄色い看板を、指定工場は青い看板を掲げていますが、いちいち現地まで出向いてそこが認証工場・指定工場なのかを確認するのが面倒くさいという場合にはネットを活用して工場を探しましょう。各都道府県の自動車整備振興会のウェブサイトから、貴方の街の自動車整備工場を探すことが出来ます。

 
まずは日本自動車整備振興会連合会のウェブサイト(http://www.jaspa.or.jp/)に飛びましょう。そこから都道府県ごとの自動車整備振興会に飛び、近所の自動車整備振興会を見つけてそのウェブサイトに飛んでください。

 
たとえば、埼玉県の場合は「http://www.s-jss.or.jp/」に飛びます。そこに「整備工場検索」機能があるので、それを使って検索してください。工場名が一覧になって出てきます。

 
それも面倒だという場合は、「地域名+自動車整備工場」で検索すると整備工場がたくさん出てきます。

 

有名な自動車整備工場は?

自動車整備工場はローカルな存在ですから、全国的に名の知れた自動車整備工場はまずありません。横浜市で有名な工場はここ、鶴岡市で有名な工場はここ、というのはありますが、ローカルな話題ばかり上げてもしょうがないのでここでは省略します。

 

信頼できる自動車整備工場の見分け方

maintenanceshop_p03一口に整備工場と言っても、ディーラーの工場や町工場など、その種類は多様です。ディーラーの工場はあまりお勧めできません。ディーラーはどちらかというと販売に重点を置いているため、まだ乗れる自動車でも買い替えを進められることがあります。これは町工場ではあまり見られない光景ですが、まだ乗れる自動車を買い替えるのはもったいない話です。

 
おすすめは町工場です。町工場は整備に関する技術やノウハウが十分にあるため、信頼性は高いです。ディーラーと比べてしつこい営業などもないため、心理的にも楽です。