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オークションの評価点・出品票

出品票・評価点

中古車オークションでは、オークション会場が必ず「出品票」というものを発行しています。

 

目次

  1. 出品票
  2. 総合的な評価方法
  3. 実際の購入目安について

 

出品票

中古車オークションでは、オークション会場が必ず「出品票」というものを発行しています。この出品票は自動車オークションの代行業者、つまりはプロ向けに発行された中古車の品質を表す表です。

 

基本的にはプロが見る物なので素人が理解のはちょっと難しいかもしれませんが、理解しておくに越したことはありません。

 

業者に任せておくだけというのは不安だ、という方もいらっしゃるでしょう。というわけで今回は、出品票のおおよその見方について説明したいと思います。

 

出品票には年式、車両名、走行距離などの基礎データのほか、出品者側のアピールポイント、そして「外装」「内装」「装備の状態」「車の総合的な評価」の4要素が記入されています。

 

外装についての評価

オークションの評価点・出品票まず外装についてです。外装については、バンパー、スクリーン、サイドガラスなど、細かい部位別に傷や汚れの評価を行います。評価を行うのは中古車店ではなくオークション会場の人間、つまりは出品者や落札者との利害関係が薄い第三者であるため、公平な検査が期待できます。

 

評価の基準はオークション会場によってまちまちですが、傷が少ない・損傷が小さい(もしくはない)車が高く評価されるのはどこのオークション会場でも同じです。

 

多くのオークション会場では外装はAランク~Eランクの5段階で評価されます。Aランクが最高、Eランクが最低です。

 

内装についての評価

続いて内装の評価についてです。内装は外装と比べて一般ユーザーにはあまり詳しくチェックされることはなく、スルーされがちですが、オークション会場は内装もきちんとチェックしています。内装の評価もAランク~Eランクの5段階で評価されます。

 

続いて装備のチェックです。出品票には装備についても詳しく書かれます。このあたりは素人には見づらいところなのですが、いくつか知っておくべき用語を紹介したいと思います。まずは「AC」「AAC」「WAC」「WAAC」。これらはすべて「エアコン」を表す文字列です。

 

前者から順にマニュアルエアコン、オートエアコン、ダブルマニュアルエアコン、ダブルオートエアコンを表しています。出品票に「AC」と書いてあった場合には、その車両にはマニュアルエアコンが付いているということになります。

 

専門的な部分の評価

次いで「SR」。これはサンルーフです。サンルーフとはいわば車に取り付けられる天窓です。続いて「PW」。これはパワーウィンドウのことです。現代の車ならほぼ確実に搭載されているパワーウィンドウですが、古い車には搭載されていない場合がありますのできちんとチェックしておきましょう。

 

これ以外にも用語はいくつかあります。気になることがあった場合には代行業者に必ず尋ねるようにしましょう。

 

総合的な評価方法

 

全体評価の査定方法

これらの評価がすべて終わったら、いよいよ全体的な評価が下されます。全体的な評価は、数字で出品票に記入されます。この数字を評価点といいます。評価点の付け方もオークション会場によって違いがあるのですが、最近はいちばんグレードが高い車には「S点」と着けられることが多いようです。

 

USSの場合、「走行距離1万キロ未満」「外装Aランク」「内装Aランク」「傷なし」「登録後1年未満」の条件をすべて満たしていた場合に、栄えあるS点が付けられます。つまりはほぼ新車と変わらない非常に高品質な中古車に対して、S点が付けられるというわけです。

 

細かい点数の詳細

次に高評価なのは「6点」。S点とほとんど変わりなく、非常に良質な中古車に付けられます。

 

その次が「5点」。6点の車と比べるとやや走行距離が長い(6万キロ未満)ものの、品質は非常に良好です。目立つ傷もほとんどなく、ねらい目といえます。

 

その次に評価が高いのは「4.5点」。大分点数が下がってきたかのようにも思えますが、まだまだ中古車としては十分上等です。ただ、5点や6点の車などと比べると若干目立つ傷がある場合もあります。とはいえまだまだ平均以上であることには変わりありません。

 

ついで評価が高いのは「4点」。この評価点でも質は中の上~上の下といったところです。目立つ傷は何カ所かあるもののそれほどでもないものの、修理をしないと多少見栄えが悪いところがある場合にはこの点数がつけられます。

 

その次に評価が高いのは「3.5点」。このあたりが中古車としては平均的な点数になります。修理を必要とする箇所がいくつかあったり、場合によっては多数の焦げ穴や破れなどの修繕しなければならない場所があったりする場合にはこの点数がつけられます。

 

次に高いのは「3点」。全補修や交換、張り替えなどを必要とする車に付けられる点数です。価格は安いですが、品質もそれに見合ったものになっています。

 

次は「2点」。3点のものと質はほぼ同じですが、それと比べると商品価値が低いものにこの点数がつけられます。あまり購入はお勧めできませんが、どうしても値段の安い中古車がほしいなら狙ってみてもいいかもしれません。

 

続いて「1点」。改造車、災害車、粗悪者など特に品質で劣る車に付けられる点数です。はっきり言って購入はお勧めできません。よほどのことがない限りは避けたほうがいいでしょう。

 

特殊な点数について

そのほか、R点やX点など特殊な点数がつけられるケースもあります。R点は修理歴車に対して付けられる点数です。修理歴とは自動車の骨格部位を修正・交換した車です。

 

注意が必要なのですが、修理歴車=事故車ではありません。事故を起こしていなくてもフレームなどの自動車の骨格部位の修理を行っていれば、それは修理車です。修理歴のある車が必ずしも低品質というわけではないですが、やはり市場では避けられる傾向にあるようです。

 

R点は非常に年季の入った車など、評価が難しい車に対して付けられる点数です。

 

なお、この評価点では、その自動車の車種の人気や珍しさなどは加味されていません。あくまでその自動車のコンディションがどのようなものかを示すものです。人気のない車種でも状態が良ければ5点や6点が付けられますし、人気車種でも傷が多ければ2点や3点が付きます。

 

実際の購入目安について

 

点数と購入を結びつける

オークションの評価点・出品票もう一度評価点についておさらいしてみましょう。

 

評価点5点以上の車は、中古車としては極上といえます。多少値段が張ってもいいから品質のいい中古車がほしいという方には、5点以上の車をお勧めします。

 

4.5点の車は、簡単な清掃で十分に5点以上の車と張り合えるだけのポテンシャルを秘めています。高品質の中古車がほしいという方は、4.5点の車を探すといいでしょう。

 

4点の車は極上とは言えませんが、中古車としては平均以上です。個人でも十分に外装や内装をきれいにできるクラスです。値段と評価点のバランスを重視するならば、このあたりがねらい目と言えるでしょう。

 

3.5点の車は、自分一人だけできれいにするのはちょっと難しいです。場合によっては板金や修理が必要となることもあるので、よく覚えておきましょう。

 

3点、2点の車は品質だけでいえば標準以下です。傷も多く、走行距離も長く、商品価値も高くありません。逆に言えば安い値段で購入できる可能性が高い車ともいえます。車体の傷の数などどうでもいいから、とにかく今動く車が安く買いたいという方にはねらい目かもしれません。

 

1点の車には、基本的に手を出さないほうがいいでしょう。

 

評価についての信頼

中古車の評価点はこのように第三者が数字でつけてくれますので非常に信頼がおけます。中古車を買う時の参考にするには絶好の材料といえます。中古車オークション代行での自動車購入を考えている方は、この機会にぜひ出品票の見方をマスターしておいてください。