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オークションの相場を読む

相場を読む

中古車オークションの相場を読む……と簡単に言ってしまいましたが、実は中古車オークション市場の相場は新車相場と違ってかなり読みづらいものです。

 

新車の値段はメーカー、排気量、車種などで決まりますが、中古車の場合はこれに加えて走行距離や年式などが複雑に絡んでくるためです。

 

目次

  1. 中古車について
  2. 結局中古車オークションの相場ってどうなってるの?
  3. 中古車の人気はどのようにして決まるか?
  4. 人気が相場を決めるなら、人気がない車を選べばいい
  5. 燃費と中古車の相場
  6. 中古車市場の相場を知るには

 

中古車について

 

走行距離

オークションの相場を読むまずは走行距離についてです。走行距離が長い車と短い車では、どちらの方が品質が高くなるかと思いますか?答えはもちろん走行距離の短い車――かと思いきや、一概にそうは言えないんですね。もちろん、平均してみれば走行距離が短い車の方が品質は高くなると思います。ただ、個々の事例を見た場合、必ずしも走行距離の短い車が品質が高くなるとは言い切れないのです。

 

車両の品質

中古車というのはいいかえれば、前のオーナーが何らかの事情があって手放した車です。走行距離が短いにもかかわらず、なぜ前のオーナーはその自動車を手放したのでしょうか?もちろん、その理由が何なのかは購入者にはわかりませんが、もしかしたら前のオーナーはその自動車に運転しづらさを感じていたのかもしれません。つまりは品質が悪かったから手放したのです。

 

また、年式が新しい車が必ずしも品質が高いというわけでもありません。古い車でも品質が高いものは高いですし、最新車種でも低いものは低いです。

 

そして困ったことに、品質の良さと価格の高さは必ずしも一致しません。品質が良くても安い車もあれば、品質が悪くても高い車もあるのです。中古車市場の相場は、素人には読みづらいものなのです。

 

結局中古車オークションの相場ってどうなってるの?

オークションの相場を読むこれはまた非常に難しい話です。ヤフオクの自動車車体コーナーなどを見るとわかりますが、中古車に付けられている価格は一見バラバラに思えます。走行距離が短いのにやたらと安かったり、年季の入っている車の割には高かったりするため、「この車の相場はいくらである!」ということは断言しづらいものです。

 

それでも全体の傾向を調べてみると、あることがわかります。中古車の価格相場は、走行距離でもグレードでも車検残りでもなく、ユーザーからの「人気」で決まるということです。

 

中古車の人気はどのようにして決まるか?

たとえば、ここに3つの中古車があるとします。

 

A車 50万円 走行距離5万km 2004年
B車 100万円 走行距離1万km 2010年
C車 150万円 走行距離100km 2013年

 

どの車が一番お得だと思いますか?答えは人によって異なると思います。A車が一番安いから得だと思われる方もいるかもしれませんし、新品同様のC車が結果的に一番得だと思う方もいるかもしれません。もし仮にC車が一番人気だった場合、C車の値段は今後上がります。そして不人気のA車とB車は値段が下がり、次のような相場に落ち着きます。

 

A車 30万円 走行距離5万km 2004年
B車 80万円 走行距離1万km 2010年
C車 180万円 走行距離100km 2013年

 

こうなるとC車がお得だと思う人は減り、A車とB車がお得だと思う人が増えます。そうするとA車とB車の価格はあがり、C車の価格は下がります。中古車の自動車相場はこのようにして、その都度上下に揺れながら決まっていきます。

 

人気が相場を決めるなら、人気がない車を選べばいい

さて、C車は最初150万円だったのに、「人気がある」という理由だけで180万円に上がってしまいました。走行距離も年式も一切変わっていないのにです。一方、A車は最初50万だったのに、「人気がない」という理由だけで30万円に下がってしまいました。ここに車選びのポイントがあります。

 

ようするに「人気がない・人気が落ちている」車はねらい目というわけです。ここでは、「人気がない(でも十分に使える)」車の選び方について説明していきたいと思います。

 

1.走行距離5万km以上の車はねらい目

ある調査によれば、走行距離が5万km以上の車は、そうでない車と比べて買い手が付きづらくなり、相場がガクンと落ちる傾向があるそうです。しかし、よく考えたら走行距離が4万8000kmだろうと5万kmだろうと5万2000kmだろうと、品質に大した差はないはずです。現代の車は長持ちですので、丁寧に扱ってやれば15万km以上走っても大丈夫なことも多いですからね。

 

2.ボディの色が不人気の車は安い!

車種によっては、ボディの色だけで30万円以上の価格差が付くことがあるようです。現代では白や黒のボディカラーが人気ですので、それ以外の車は安くなっています。当然、ボディの色が違ったところで性能に差はありません。ボディカラーに特にこだわりがないというのならば、不人気の色を狙ってみるのもいいかもしれません。

 

3.フルモデルチェンジ直後の車はお買い得

フルモデルチェンジが行われると、多くの旧型オーナーが新型に乗り換えます。そうなると新型車に居場所を奪われた旧式がたくさん中古車市場に出回り、需給バランスが大きく変わり、値崩れを起こします。新型車に居場所を奪われた旧式は別に故障や劣化によって売りに出されたわけではないので品質もいいですし、中には新車に近い中古車が市場に出回ることもあります。こうしたモデルチェンジ直後に売りに出される車はオークションでも人気が低く、ねらい目です。

 

4.今人気のない車はこれだ!

先にも述べたとおり、中古車の価格を決めるのは品質ではなく「人気」です。つまり、その人気の裏をかけば、安く車が買えるということになります。そして今人気が落ちているのは経済的なファミリーカー・コンパクトカーに需要を食われた若干古めの中型車。これらの車種はそれほど型落ちではないにもかかわらず、中古車市場に大量にあふれかえっています。つまりはねらい目というわけです。

 

燃費と中古車の相場

オークションの相場を読む当たり前の話ですが、中古車は古ければ古いほど基本的には燃費が悪いです。燃費が悪いということは当然購入後のランニングコストがかかるということなので避けるに越したことはないのですが、トータルで考えれば、燃費が悪い車の方が安く済むこともあります。
たとえば、

 

D車 本体価格150万円 燃費 13km/l
E車 本体価格80万円 燃費 12km/l
 
この二つの車のうち、より燃費がいいのは当然D車ですが、その差は1km/hです。本体価格はE車の方が70万円も安く、燃費の差もそこまでではないので、長い目で見ればおそらくE車の方が安く乗れるはずです。もちろんこれは単なる一例にすぎませんが、燃費が良い車を探すことが必ずしも経済的でないということは覚えておきましょう。

 

中古車市場の相場を知るには

中古車オークション会場の中には、メールなどでほしい車の問い合わせをすると、その車のおおよその相場を教えてくれるところがあります。もちろんその価格はあくまでも参考価格であり必ずその値段で買えるという保証ではありませんが、参考にはなります。

 

特に便利なのが中古車オークション相場情報のオークサポートです。こちらのサイトでは、中古車オークション相場を無料で検索することができます。検索条件も車種、走行距離、ボディカラーなどかなり詳しく絞り込めるためおすすめです。おおよその中古車相場を知っておきたいという方は、事前にチェックしておくといいでしょう。